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熊本市北区にてガイドライン工法で棟瓦取り直し工事|棟内部に金具を入れて耐震性・耐風性アップ!
更新日:2023年12月19日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は熊本市北区にてガイドライン工法で棟取り直し工事を行った様子をご紹介します。
強風で棟瓦が崩壊し、瓦が落下したり雨漏りする危険がありましたが、耐震性・耐風性の高いガイドライン工法で積み直し、不安がなくなりました。
旧工法の棟部分は、横から見るとこのようになっています。
葺き土と漆喰により棟瓦が固定されており、冠瓦とのし瓦を緊結線でくくりつけていました。
しかし、旧工法では瓦が屋根下地に繋がっていない為、漆喰や葺き土が劣化したり、緊結線が切れると、大きな地震や台風で棟瓦がまとめて落下する事もありました。
ガイドライン工法は震度7の大震災や、強風にも耐えうる施工方法です。
既に建っている住宅に対しての規制はありませんが、新築住宅ではガイドライン工法が義務付けられています。
ガイドライン工法では、
棟補強金物を入れる事で冠瓦が芯材に固定する事ができ、のし瓦同士も緊結線で繋がって固定されています。いわば
棟の瓦と屋根下地が全て一体化になる為、地震や台風でも瓦が落下する事なく、耐震性・耐風性の高い棟瓦になるのです。
特に棟瓦は屋根の中でも地震や台風の力が加わりやすい場所ですので、棟瓦だけでもガイドライン工法で取り直しを行う事をおススメします!
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早めの棟瓦の修理で自然災害・悪徳業者による不安を完全払拭!
ガイドライン工法で棟取り直しを行っている様子です。
ガイドライン工法では、棟補強金物を入れるのが肝となります。
棟補強金物を野地板(屋根下地)にビスで固定し、そこに芯材をビスで取り付けます。
棟補強金物・芯材の周辺になんばん漆喰を詰め、のし瓦を乗せていきます。のし瓦は緊結線で芯材に巻き付けて固定します。
のし瓦は三段重ねますが、全て緊結線で芯材に巻き付けて固定します。
旧工法では、のし瓦は漆喰と葺き土で固定されていただけだった為、漆喰や葺き土が風化してくると外れる事もありましたが、このように全てののし瓦を緊結線で繋いでおけば外れ落ちる事はありません。
棟のてっぺんに乗せる冠瓦は、パッキン付きステンレスビスで芯材に固定します。錆びに強いステンレス製のビスなので耐久性があり、パッキンが付いている為防水性もあります。
これで冠瓦、のし瓦が全て棟補強金物を通して屋根下地と繋がっている状態になり、棟が全て一体化となりました。
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冠一本伏せの棟瓦取り直しを行った現場
鬼瓦と棟瓦の間にもなんばん漆喰を詰めておきます。こちらの漆喰は「鬼巻漆喰」と呼ばれ、隙間から雨水が入らないように防水する役割があります。
経年劣化で鬼巻が剥がれると雨漏りの原因になる為、剥がれや欠けがあった場合は詰め直しを行いましょう。
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【参考】鬼巻や三日月漆喰が剥がれて詰め直しを行った現場
ガイドライン工法による棟取り直し工事が完了しました!
旧工法で積まれた棟瓦は、葺き土や漆喰の劣化により強風に耐えられず崩壊していました。ガイドライン工法による棟取り直し工事を行う事で、強風や地震にも耐えられる強い棟に生まれ変わる事ができました。
瓦屋根は特に棟部分に圧力がかかりやすく、地震や台風で崩壊する被害も少なくありません。
「長年メンテナンスを行っていない」「棟瓦がズレているように見える」という方は、大きな被害を受ける前に棟取り直し工事をご検討ください。
まずはお気軽にご相談くださいね。
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E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
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