
熊本市東区で棟の積み直し工事と漆喰の補修工事を行いました。
更新日:2017年11月14日
今回は熊本市東区で棟の積み直し工事と漆喰の補修工事を行いました。工事を行うお宅はご実家、現在誰も住んでいない状態だったところに引越しをお考えで、雨漏りの発生している箇所を調査してほしいとご依頼をいただきました。

現場調査を行った際はこのような状態でした。
今回雨漏りの原因となっている箇所は青い線をいれている隅棟の部分です。
この部分の漆喰が崩れ落ちて、そこから雨水が浸入していました。
赤い線をいれている棟を降棟(くだりむね)といいます。本来は軒先に向かってまっすぐになっているのですが、地震の揺れでずれてしまっています。
こちらは瓦の上に積んであり、意匠性の為のものである為雨漏りの原因とはなっていませんが、いつ落ちてもおかしくないような状態だったので積み直しを行います。

まずは、落下の危険性がある降棟から施工します。
棟瓦を一度すべて撤去してしまいます。
すると瓦が出てきました。本棟や隅棟は下地の防水紙の上にモルタルや南蛮を積んでそこに直接積んでいくので、瓦はありません。

積み直し中の写真です。
瓦の上に南蛮を積んでのし瓦、棟瓦を積んでいきます。

棟瓦は南蛮だけで留めず、銅線でのし瓦に固定しています。
ここまで行って、降棟の積み直しは完了です。
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