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名張市の2階建て戸建て|台風被害で棟板金が飛んだ屋根を修理
更新日:2025年9月12日
こんにちは、街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は名張市にお住まいのI様邸、2階建ての戸建て住宅で行った屋根修理の事例をご紹介します。
築30年のお住まいで、増築部もあり、長年の雨漏りと台風被害による屋根の劣化が目立っていました。
まずタイトルにある「棟板金(むねばんきん)」について簡単にご説明します。
棟板金は、スレート屋根の面と面が合わさる頂点部分に取り付ける金属製の板で、屋根の最も高い位置にあります。
隙間から雨水が入るのを防ぎ、屋根の防水性能を保つ大事な部材です。
I様邸は以前から雨漏りに悩まれていましたが、2018年9月の台風によって棟板金が飛ばされ、さらに雨漏りが悪化してしまいました。
築30年を迎えると、立地や使用建材によっては屋根や外壁にさまざまな不調が現れます。
I様邸の屋根はスレート瓦が使われており、屋根の上を歩くとフワフワと沈むような感触がありました。
これは屋根全体が水分を含んでふやけているサインです。
点検したところ、ルーフィング(防水シート)が経年劣化で機能を失い、雨水が屋根下地の野地板(のじいた)まで染み込んでいる状態でした。
通常、野地板まで交換する場合は大規模な工事が必要ですが、I様のご予算を考慮し、今回は既存屋根の上に新しい屋根を重ねる「屋根カバー工法」を選択しました。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる工法で、工期を短縮でき、費用も抑えられる方法です。通常の施工とI様邸の施工を比較すると以下のようになります。
通常の屋根カバー工法
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既存屋根の上に防水シート(ルーフィング)を張る
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その上に新しい屋根材を葺く
I様邸の場合
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既存屋根の上に新しい野地板を張る
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ゴムアスファルトルーフィングを張る
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ガルバリウム鋼板の金属瓦を葺く
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新しい棟板金を取り付ける
元々の野地板が雨水を含んで柔らかくなっていたため、屋根の強度を確保するために新しい板を張る必要がありました。
施工は、まず既存の屋根の上に野地板を設置するところから始めました。
次に、防水性の高い改質ゴムアスファルトルーフィングを張り、屋根全体を覆います。
その上から、裾(すそ)部分から順にガルバリウム鋼板の金属瓦を葺いていきました。
最後に棟板金を取り付け、屋根の頂点部分からの雨水侵入を防ぎます。
アンテナ台も古いものを新しく交換し、見た目も機能も安心できる状態に仕上げました。
今回使用した改質ゴムアスファルトルーフィングの期待耐用年数は約30年です。
以前のアスファルトルーフィングは20年前後の耐用年数でしたので、今回の施工で今後30年間は雨漏りの心配なくお住まいいただけます。
屋根は常に雨風や紫外線、砂などの影響を受けており、10年ごとの定期点検が安心です。当店ではお住まいの無料点検も行っていますので、気になる方はぜひご相談ください。
I様邸のように築年数が経った2階建て戸建てや増築部のある住宅は、台風や大雨による屋根被害が起きやすいです。定期的な点検と早めの補修が、安心して暮らせる住まい作りの第一歩です。
今回の名張市I様邸の施工事例では、雨水を含みふやけた屋根を安全に修理し、棟板金を新しく取り替えました。
屋根カバー工法を採用することで、既存屋根の状態に応じた柔軟な対応が可能です。
屋根や外壁の劣化は放置すると雨漏りや建物の耐久性に大きく影響します。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、無料点検や現地調査を通じて、最適な修理方法をご提案しています。
屋根のことでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
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