名張市・伊賀市のみなさんへ。

今回は名張市のお宅で外壁塗装のご依頼をいただきました。

前回のブログはこちらをご覧ください⇩
【名張市で雨樋が歪んで、モニエル瓦は色褪せてコケが生えていました】

まずは、足場（あしば）を建てました！

専門屋根や外壁塗装等、高所の作業になる場合は足場をたてます。
足場は、安全性・工事品質・作業効率・法律の規定の為、２ｍを超える高所作業での現場では必ず設置しなければなりません。

足場が必要な理由は以下の４つになります。

➀洗浄水や塗料の飛散を防止するため
➁作業の効率性を高めて工期を短くするため
③職人の安全性を確保するため
④足場の安全性を確保して施工ミスを減らすため

です。

高圧洗浄です

足場を建てたら、次は高圧洗浄（こうあつせんじょう）です。

高圧洗浄でしっかりと汚れを取り除いていきます！

雨戸の高圧洗浄です

雨戸（あまど）も高圧洗浄で汚れを落としていきます。

手摺の高圧洗浄です

手摺（てすり）も高圧洗浄をし、汚れをしっかりと落としていきます。

作業員より手前が高圧洗浄後です。
奥は高圧洗浄をする前です。
高圧洗浄で汚れを落とす前と落とした後での差が分かりますね。

高圧洗浄後のモニエル瓦の様子です

高圧洗浄後のモニエル瓦の様子です。

屋根材であるモニエル瓦は、塗装面に汚れが付着していると、塗料がうまく密着しないので早期に剥がれてしまう原因になります。
ですので、塗装面にできるだけキレイに洗浄することが塗料を長持ちさせる事に繋がります。
モニエル瓦の不具合を見つけるためにも、高圧洗浄で汚れを落とすことも大切です。

また塗装前の高圧洗浄によって、屋根材であるモニエル瓦の汚れを落として、クラックが入っている部分などを確認することができます。

しっかりとモニエル瓦を高圧洗浄して苔やカビ・藻も綺麗に落とせました。

これで、次の工程のモニエル瓦に塗装をしっかりと塗れます。

塗装です

高圧洗浄でモニエル瓦の汚れをしっかりと落とした後は、補修する下地調整を済まし塗装面を整えたら、三度塗りの一回目になる下塗りが始まります。

まずは、棟（むね）の塗装からです。
屋根の頂上部分を「棟板金（むねばんきん）」と呼びます。

棟板金を塗り残しの無いよう、しっかりと塗りました。

棟の部分が塗装出来たら、次は屋根材のモニエル瓦の塗装です。

塗り残し無く、しっかりと塗っていきます！

塗り替え塗装は三度塗りが大切です

屋根材のモニエル瓦の耐久性や防水性を保つためには塗り替え塗装を3度行わなければなりません。

塗装は下塗り・中塗り・上塗りと3度塗っていきます。
下塗りは3度塗り塗りの中でも特に大切な作業です。

下塗りとは1度目の塗装の事です。
屋根材のモニエル瓦の下地を整えて、この上に塗る上塗り材（中塗り・上塗り）をしっかりと密着させるための接着剤のようなものです。
下塗りをしないで上塗りを行うと、接着剤が無い状態になりますので、塗膜が浮いてきたり、剥がれたりする可能性があるので、当社では必ず下塗りをします。

下塗りがしっかりと乾いたら中塗りを行います。

中塗りとは、1度目の上塗りとも呼べる工程で、2度目の塗装になります。
中塗りには上塗りの密着を更に高める役割りがあります。

上塗りとは、3度目の塗装の事です。
中塗りで生じた色むらや気泡を覆い隠したり、雨風や汚れから外壁を守るなどの役割があります。
上塗は家の外観を決定づける工程でもあり、外壁の色ツヤがでます。

当社では塗り替え塗装を３回して雨漏りからお家を守ります！
しっかり乾燥してから、次の工程に進みます！

屋根が著しく劣化している場合などは、下塗りを2度行う時もあります。

詳しくはこちらの関連記事をご覧ください⇩
【屋根塗装のメンテナンス】
【セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の最適なメンテナンス方法】

完工です

モニエル瓦の塗り替え塗装工事、完工です！

綺麗にできました！