三重県名張市で波板スレート屋根を解体しました
更新日：2021年5月25日
波型スレートの主成分は主にセメントと繊維が合わさったものが原料になります。
耐久性が良く遮音性にも優れています。
耐火性にも優れてていて工場など火災が起こりやすい建物に多く使用されています。
どの屋根材でも紫外線や風雨などの経年劣化で様々な症状が出てきてしまいます。
こちらの屋根も経年劣化色あせが目立ち始めていました。
まずは屋根の1番頂上の棟（むね）のスレートからめくります。
面戸はすき間を埋める部材になります。雨風の吹込みを防ぎます。
波板スレートの表面に砂やホコリなどが目立ちました。
特に谷部分に溜まりやすくなります。
谷部分にはへこんでいるので雨水も溜まりやすく数十年も経てばカビやコケが生えやすくなり次第に水はけが悪くなってしまいます。
水はけが悪いと屋根材の腐食が進み雨漏りのリスクが高くなります。
スレートの下には防水シートを張っています。
防水シートも劣化で傷み破れている箇所もありました。
新しい防水シートを張るのでこちらも撤去しました。
屋根は劣化すると雨漏りが起りやすくなります。
定期的に屋根の状態を確認しておくことがとても大切になります。
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