
伊賀市でトタン外壁の上にガルバリウム鋼板を重ね張りしました
更新日:2019年3月14日

三重県伊賀市に建つ、40年の歴史のあるT様邸。
本日は、ガルバリウム鋼板を用いて、トタン外壁の重ね張り(外壁カバー工法)を行います。
トタン外壁のリフォームを塗り替えで対応できるのは、こまめにメンテナンスをしたとして、およそ築15~20年までです。
写真のようにサビ、色褪せ、穴開きなどの症状が出てしまうと、外壁の張り替え、または新しい外壁材の重ね張りをおすすめします。
では、外壁の重ね張りか、張り替え、どちらが良いのでしょうか?
実はそれぞれにメリット・デメリットがありますが、まとめると
「外壁を土台からしっかり直したい」
「金属製外壁材以外で使いたい外壁材がある(※)」
「地震が心配なので、耐震性を高めたい(★)」
⇒張り替えをおすすめします。
「工事を短期で終わらせたい」
「お手頃価格で済ませたい」
「家屋の断熱性と遮音性を上げたい」
⇒重ね張りをおすすめします。
注記)
※重ね張りでは、外壁材の総重量がやや増加するため、通常使用できる外壁材は軽量な金属製一択となります。
★張り替えで、それまでよりも軽く丈夫な外壁材を使用することにより、耐震性を高めることができます。

まずは胴縁(どうぶち)と呼ばれる細長い木材を外壁に取り付けます。
これが、新しい外壁材を張る際の土台となります。

外壁と下屋根(げやね・一階部分の屋根)の付け根には、少し幅広の木材を取り付けます。
このような異素材が合わさる部分に、雨水が入らないようにする仕組みのことを「雨押え(あまおさえ)」と言いますが、この木材はそのための下地です。

胴縁(どうぶち)の上に、新しい「ガルバリウム鋼板」をビスで取り付けました。
ガルバリウム鋼板は、軽量かつトタンよりも耐用年数が長い金属製外壁材なので、重ね張りに使用されることが多い注目の建材です。
柄やデザインも豊富で、このように木目調を選ぶことで、日本家屋にもとてもマッチします。
他の部分も同じようにガルバリウム鋼板を張っていきます。
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