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伊賀市で反り返った窯業系サイディング外壁の点検を実施しました
更新日:2026年6月2日
「外壁の継ぎ目が反り返ってきて、隙間があいてきた」とお電話をくださった、伊賀市にお住まいのN様。
以前弊社にリフォームをご依頼をして下さった、信頼する知り合いのT様のご紹介で、ご連絡をくださったそうです

こうしてお客様とのご縁が繋がり、広がっていくことが、とても嬉しく思います

では、さっそく点検させていただきます!
こちらが、その外壁の隙間です。正面からの写真ですので見づらいですが、実は横から見れば、心配になるほど反り返っています。
この外壁は「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」と呼ばれるものです。
まず「サイディング」とは、建物の外壁に使われる仕上げ用の板材のこと。
その中で窯業系と呼ばれるサイディングは、セメントと繊維質で構成されています。
窯業系サイディングは、雨水を吸う、乾燥する、日光に照らされる、寒波に晒される、を繰り返すと、劣化してだんだんと反ってきます。
更に、目地(めじ)を埋めているコーキングの寿命は10年ほどですので、コーキングが劣化して痩せ細ったことにより、よけいに隙間があいたように見えるのです。
壁の継ぎ目は複数カ所あり、こちらは別の方角の継ぎ目です。
やはりサイディングが反り、コーキングが劣化しているのが分かります。
以前、コーキングの手直しをした跡がありますが、それからまた10年ほど経ったのでしょう。
コーキングが劣化すると、剥がれ、隙間があき、そこから雨水が染みこみます。
そのまま放っておき、更に下に貼られている浸透シートが破れてしまうと雨漏りの原因になったり、外壁の木製下地が腐ったりします。
次は屋根に上らせて頂きました。
汚れや、黄色いコケが見られます。
N様邸では、スレートと呼ばれる屋根材を使用されていました。
スレート屋根は、「コロニアル屋根」や「カラーベスト」という呼ばれ方をすることもあります。
日本瓦よりもモダンな外観で、色や形の種類も豊富と、30年ほど前に人気を集めていました。
凍害に弱いという弱点があるので、北海道など寒い地方ではあまり使用されていませんが、弊社が拠点を置く名張市ではよく見られます。
スレート屋根材の塗装が、所々めくれているのが分かりますね。
スレート屋根は主成分がセメントであり、セメント自体には防水性がないので、表面の塗装が取れてしまうと雨水が染みこんでしまいます。
スレート屋根材に雨水が染みこんだまま放置すると、水はけが悪くなり、コケが生え、雨漏りの原因になります。
そのため、築10年頃には塗り替えをされることをお勧めしてしまいます。
こちらは棟(むね)と言って、屋根の頂上に位置する水平な部位です。
棟の、屋根の面と面の隙間をカバーする部材のことを棟板金(むねばんきん)と言い、耐用年数は15年ほどです。
しかし板金自体よりも、クギや下地が先に傷んでしまうことが多く、N様邸でも、クギがゆるんで飛び出してしまっています。
棟は最も強く風が当たる部位ですので、クギがゆるんでいては、台風などの強風により飛ばされてしまう危険性があります。
お客様とご相談させていただいた結果、屋根と外壁の塗り替え、外壁のコーキング、そしてポスト、雨戸、波板の交換を行うこととなりました。
次回より、工事の様子をお伝えいたします!

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