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名張市でセメント瓦屋根の葺き替え工事完了!
更新日:2025年7月31日
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は、名張市にお住まいのお客様から「最近、天井から雨漏りがするので見てほしい」とのご依頼をいただきました。
現地調査の結果、築29年の洋風セメント瓦屋根で、谷樋(たにどい)と呼ばれる部分から雨漏りしていることが判明しました。
今回はその工事の様子をご紹介します。
現場調査を行うと、屋根の表面には塗装の剥がれや小さな亀裂が多数見られました。
セメント瓦はデザイン性が高く、色や形を自由に選べるのが魅力ですが、素材が水を吸いやすく、経年劣化による亀裂が発生しやすい特徴があります。
特に築20〜30年ほど経過すると、今回のように防水性が低下し、雨漏りを引き起こすリスクが高まります。
今回の雨漏り箇所は、屋根の谷部分に設置されている谷樋(たにどい)でした。
谷樋は、屋根に降った雨水を集めて排水する重要な部位ですが、雨水や雪が集中するため劣化しやすく、雨漏りの原因となることが多い場所です。
長年の雨水の影響で谷樋に劣化が進み、屋根内部に水が侵入していました。
今回の屋根は8寸勾配で角度が38.7°もありました。これはかなり急な勾配で、職人が安全に作業を行うためには専用の屋根足場が必須です。
屋根足場をしっかり設置することで、作業中の転落事故を防ぎ、安心して作業を進めることができます。
屋根工事では安全第一!
見えない部分ですが、とても大切な工程です。
屋根足場を組んだ後、既存のセメント瓦を一枚ずつ撤去しました。
すると、瓦の下に敷かれている防水シート(ルーフィング)まで水が浸透しており、ルーフィングがふやけて劣化していました。さらに、瓦を引っ掛ける桟木(さんぎ)も黒く変色し、腐食が始まっていました。
これは長年にわたる雨水の浸入が原因で、雨漏りが発生していたことを裏付ける状態でした。
セメント瓦は洋風・和風どちらのデザインにも対応できるため、外観をおしゃれにしたいというお客様に人気があります。
しかし、素材の性質上、割れやすく、水を吸いやすいという弱点があります。
そのため、定期的な塗装メンテナンスが必要であり、今回のように築20〜30年を迎えると葺き替えを検討する時期に入ります。
一方、日本瓦や陶器瓦は耐久性が高く、長期にわたりメンテナンスをあまり必要としませんが、デザイン性ではセメント瓦に軍配が上がる場合もあります。
どちらを選ぶかは、耐久性を優先するかデザインを重視するかによって変わります。
今回の雨漏りの原因である谷樋は、新しいものに交換しました。
谷樋は屋根全体の雨水を受け止める重要な部分のため、丁寧な施工が求められます。
また、葺き替え工事により防水シートも新しくなり、今後同じ箇所から雨漏りするリスクを大幅に減らすことができました。
工事が完了し、新しい屋根になったことで雨漏りの心配はなくなり、お客様からも「これで安心して梅雨や台風シーズンを迎えられます」と喜んでいただけました。
築年数が30年近く経過したセメント瓦屋根は、外観に異常がなくても内部が劣化していることがあります。
今回のように早めにご相談いただいたことで、大きな被害に発展する前に修理することができました。
セメント瓦はデザイン性が高く人気のある屋根材ですが、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
特に築20〜30年経過すると、塗装剥がれや亀裂が増え、雨漏りが発生する可能性が高まります。
名張市で屋根に関するお困りごとがありましたら、ぜひ街の屋根やさん伊賀・名張店にご相談ください。
安全で確実な施工で、大切なお住まいを守ります。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張』
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