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三重県名張市のカラーベストの点検依頼について。
更新日:2025年6月20日
今回のご依頼は、屋根のカラーベスト点検です。
カラーベストは屋根を覆っているスレート(平板)で、一般的にどのご家庭でも使用されています。
劣化具合は外から見ても分かりましたが、実際屋根に登らせていただくと、よりその進行度合いが分かります。
これは左の写真から逆に撮ったものです。
右上の黄色で囲った部分のカラーベストが他に比べて白くなっているのが分かります。これは予測ですが、右端に見える木が強風によって白い部分に当たっているのではないかと思います。
写真では少し分かりづらいですが、少し陥没しておりその上を歩いてみると、他の箇所とは違いフワフワとした感触があり、劣化度は他と比べて酷かったです。
次に肝心のカラーベストを詳しく見ていきましょう。
本来黒色がついているはずが、年数が経ち剝げて白くなっている部分が広範囲に見られます。これは誰が見ても分かるレベルです。
では、一枚のカラーベストを拡大してみると分かりますが、白い部分はスレート地であり、黄色くなっている部分は苔(こけ)です。
カラーベストに苔が生えるなんて信じられないかもしれませんが、カラーベストは日々雨を受けて、その分少しずつ水分を含む状態になります。
そして、苔が生える環境ができてきます。苔があるということは、年数がかなり経って古くなっている状態なので、取り換えもしくはその上に新しいカラーベストを葺(ふ)くのがベストです。
カラーベストを見るときには、必ず屋根の棟(むね)をチェックします。
棟とは屋根の頂点を支えている重要な部分のことです。これは棟一部を拡大した写真です。
棟は板金(薄く伸ばした金属)を用います。板金は金属ですので、もちろん劣化します。
黄色で囲った箇所は劣化して錆びてしまっています。金属は錆びると小さな穴(ピンホールと言います。)がプツプツと出来てきます。そこから雨水が侵入して雨漏りの原因となってしまいます。
次の写真は、棟を違う角度から見ています。
棟を取り付けるには、釘を使用するのですが、直接カラーベストに打つと雨漏りの原因となりますので、それは絶対にしません。なので、板金の下に貫板(ぬきいた)と呼ばれる板を敷き、そこに釘を横から打ちます。
本来であれば、釘を打った後は飛び出てくることはありませんが、上の写真は釘が飛び出ています。
上の写真は釘を打つ前ではなく、長い年月が経ち自然と飛び出ている状態なんです。そして最終的にこの釘が抜け落ちてしまうのです。
その原因は、中の貫板が雨水の影響で少しずつ腐ってきてしまうからです。
これは、雨樋(あまどい)と呼ばれる雨水を流すためにある軒樋(のきどい)のつなぎ目を見た写真です。
屋根点検の際は必ず雨樋のチェックもしています。黄色く囲っている箇所が変色しており、ここから雨水が漏れていることが推測できます。
雨樋を全部チェックしてみると、最終地点部分が大きく裂けてしまっている部分も見られました。ここから雨水が漏れてしまうとせっかく取り付けてある雨樋の意味が無くなってしまいますので、交換が必要になります。
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