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枚方市 趣のある大きな和瓦屋根！！経年劣化や酸性雨により穴が開いた谷板金の取替工事
更新日：2024年3月22日
枚方市で谷板金の取替えを行います。谷というのは屋根と屋根の斜面部分が重なる箇所で、雨水を排水するために板金で排水路が作られています。お問合せ当初はその谷下の樋から水が溢れていると伺い、屋根に登らせて頂いたところ谷が銅板でしたので、びっくりするくらいの穴が何か所もあいており今回の工事になりました。
今は銅板ではなく、ガルバリウム鋼板を使用しますので酸性雨にも強く錆びづらいです。
まず始めに谷板金を交換するにあたり、板金にからんでいる近辺の棟瓦の解体からです。
経年のため屋根土も力がなくなりへたっていました。
谷際瓦下の屋根土状況です。
近隣に竹林があるので、笹が瓦の隙間から侵入してました。
また銅版の際で雨水の入ったあとも見受けられました。
谷のブリキを取り付ける際にさし障りがある屋根土を全て取り除きました。下地にルーフィングという防水紙がありそのおかげもあり傷んでなかった為、部屋の中にはあまり被害がなかったようです。
屋根に付いていた銅版の現状です。昨今の酸性雨の影響で見事に腐食しているのがわかります。
穴の近辺は指でつつくと穴が開くくらい劣化していました。このような状態で部屋にはあまり被害がなかったということで本当に良かったと思います。。
新しく下葺き材のゴムアスルーフィングを敷き込みました。昔の防水材より、丈夫だと思います。
新しい板金を施工しました。
今回はガルバリウム製の板金です。
谷板金の縁になんばんを置いていき、瓦と接着させていきます。
もちろん釘の打てる箇所は、ステンレスの釘で固定していきます。
反対の面の瓦も同様の手順で瓦を葺いていきます。
下地の瓦を並べ終えると、次は棟です。
同様になんばんで瓦を押さえていきます。
仕事をしていて職人やな～と感じる作業です。
施工完了です。
谷瓦の小さな三角形の瓦は隣の大きな瓦と銅線で縛っていますので、風が吹いても大丈夫です。
完成写真です。美しく仕上がったかと思います。
写している途中から雨がパラパラと降って来ました
滑って落ちたら危ないから、急いで降りました
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