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枚方市で樋から雨水が滝のように溢れるということで、点検に行きました。
更新日:2021年5月27日
枚方市のお宅で、雨が降ると軒樋から雨が滝のように流れてくるので、どうなっているのか点検して欲しいとのご依頼を頂き、点検に伺いますと樋の集水口に沢山の汚泥が溜まって、軒樋の雨水が竪樋に流れないようになっており、下に流れない雨水はどんどん貯まって、いずれ溢れてしまいます。
でも、なぜ汚泥が軒樋に貯まってしまったのでしょうか?
それは、瓦のメンテナンスを怠っていることに原因を発しているんです。
洋瓦の葺かれた少し高台に建つお宅です。横には木がありますが、2階の屋根面より低いので、2階の樋には葉っぱなどが入ることは少ないでしょう。滝のように溢れる樋は2階になるんです。
軒樋には多くの汚泥が堆積してますね。これだけ溜まってるのは結構まえから雨水が流れてない可能性があります。
軒樋で集められた雨水を竪樋に落す集水器の集水口が汚泥で完全に塞がれております。苔や草まで生えてますのでこれでは全く竪の樋に雨水が流れないので、軒樋にはどんどん雨水が溜まり、どこかから溢れだしたら滝のように流れてしまいます。
でも、軒樋には他にも排水口があるので、そこかが詰まってなければ多少なりとも流れるのですが、、、
他の集水口も同じように草までは生えてませんが、排水口を塞いでしまっています。
では、なぜこんなにもこのお宅は汚泥が樋に詰まってしまうのでしょうか?それは瓦に問題が、いや瓦のメンテナンスに問題があるのです。
このお宅の屋根瓦はモニエル瓦センチュリオンというコンクリート瓦(セメント瓦)で、世界で一番使われている瓦で日本でも40年前からよく使用されてましたが、10年ほど前にこの瓦を製造販売する日本法人が解散をしたため現在では販売されていません。このコンクリート瓦(セメント瓦)はセメントを成形してから表面に焼付塗装をして色を付けているのですが、さすがに30年近く経つとその塗装も、長年の雨風や紫外線で褪せてしまいます。そうすると表面はコンクリートの基材が剥き出しになりザラザラとした表面の状態になり、雨水が流れにくくなります。防水的に問題はないのですが、この表面のザラザラが問題なのです。
雨が降り濡れたりすると、基材は吸水をしやすくなるので表面が渇き難くなります。
そうすると、埃などの汚れが付着しやすくなり、北面などの渇き難いところではカビや苔などが生えてしまうのです。
いわゆる、塗装されたキレイな状態よりは汚れなどが付着しやすいのです。
その付着したよごれが、また雨で流されて軒樋に貯まる、、、
このことにより、軒樋に汚泥が溜まってしまうのです。
瓦の塗装などのメンテナンスを怠ると、このような事態にも発展しますので、
カレーベストなどの塗装板は、最低でも15年ごとにメンテナンスが必要なんですね。
とりあえず滝のように溢れる雨水は、樋の掃除で解決です”!!
樋のメンテナスも「街の屋根やさん大阪門真店」へ!
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