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寝屋川市で日本瓦の棟から雨漏りがしたので7寸丸瓦で修繕工事を行いました。
更新日:2025年12月21日
1. 雨漏りの原因を特定!湿った「葺き土」がサイン
屋根に登って調査したところ、棟瓦(屋根の頂上にある瓦の列)の隙間から雨水が侵入していることがわかりました。
既存の瓦を取り外してみると、中にある「葺き土(ふきつち)」がじっとりと湿っていました。
※葺き土とは?
昔ながらの工法で、瓦を固定し、屋根の形を整えるために使われる粘土状の土のことです。
本来、この土は乾いているべきもの。ここが湿っているということは、長年の経年劣化によって瓦の継ぎ目から水が入り込み、土が水分を吸い込んでしまっている証拠です。これが限界を超えると、屋根の内部(野地板や天井)へと雨水が漏れ出してしまいます。
2. 土を使わない最新工法へ!「強力棟金具」の設置
今回の修理では、将来的な地震や居土井台風などに備えて棟金具を使用しました。
まず最初に行ったのが、「強力棟金具(きょうりょくむねかなぐ)」の設置です。
※強力棟金具とは?
屋根の土台に直接ビスで固定する金属製の支柱です。地震や台風の揺れでも棟が崩れないようにするための「背骨」のような役割を果たします。
これまでの瓦は土の重みだけで乗っていることが多かったのですが、この金具を等間隔で打ち込むことで、物理的に屋根と瓦を連結させます。これで地震の際も「棟が崩れ落ちる」という心配がグッと少なくなります。
3. 特大の「7寸丸瓦」で雨水の侵入をシャットアウト
土台をしっかり固めた後は、いよいよ新しい瓦を設置します。今回使用したのは、通常よりも一回り大きい「7寸丸瓦(ななすんまるがわら)」です。
※7寸丸瓦とは?
直径が約21cm(7寸)ある、半円形の大きな瓦です。一般的な棟瓦よりも幅が広いため、屋根の頂上をすっぽりと深く覆い隠すことができます。
この瓦の最大のメリットは、その「カバー力」です。傘を大きく広げるのと同じで、雨が当たる面積を広くカバーできるため、内部に水が入り込む隙間を物理的に減らすことができます。また、どっしりとした重厚感が出るため、お家の外観もより立派に見えるのが特徴です。
最後に、7寸丸瓦を先ほど設置した強力棟金具に固定した45角の垂木に対して、一本一本ステンレス製のパッキン付きのビスで固定していきます。
昔の工事では瓦を銅線(針金)で縛るだけでしたが、経年で緩んだり切れたりすることがありました。今回はサビに強いビスで直接金具に固定するため、強い台風が来ても瓦が飛んだりズレたりすることはありません。
「大きな瓦」+「強力な金具」+「ビス留め」という3段構えの対策で、これから先、何十年と安心して過ごせる屋根に生まれ変わりました
まだまだ日本瓦の屋根はありますが定期的なメンテナンスをしていれば瓦自体の寿命まで雨漏りが無く快適に生活ができます。
街の屋根やさん大阪門真店ではお客様のご要望にできるだけお応えできるようにご提案をさせていただきます。
寝屋川市の雨漏り修理・屋根リフォームはお任せください。
ありがとうございました。
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