寝屋川市 タイル階段で滑る！ 防滑処置を施しました。
更新日：2023年7月7日
手で触った感じは御影石みたいに表面はツルっとしていませんが、雨が降りみんなが歩いているうちに濡れていくと革靴やスリッパなどでは滑ります。
今回は工場で今まで廃棄処分されていた製品にならない瓦や洗面台を粉砕した粉を特殊な樹脂と混ぜ合わせた防滑材（すべり止め）を塗布する工事を行いました。
まず初めに、下地の清掃からです。表面に今までの汚れ等が残っていると接着強度が落ちてしまうので大事な作業工程になります。
専用のデトックス洗剤を塗りこみ、こびり付いた汚れを浮かせてから洗浄していきました。
タイルや目地に少しでも水分が残っていると蒸発する際に今回塗布する防滑材が剥がれてしまいます。
写真のようにカラーコーンなどを置いてこの日だけは通行止めにしていただきました。
又お風呂場などの床にも濡れますが、熱風乾燥の機械を用いて強制的に乾燥させるほど大事な工程です。
シリコン樹脂に今回は火山灰入った特殊な骨材をグラム単位で配合していきます。
塗りこむ被塗体に応じて骨材は（黒）（白）（赤）の3色があります。
今回塗っている職人さんは防滑女子の職人さんです。
手慣れたローラーさばきで骨材を均等になるように塗っていきます。
塗る作業は手早く塗っていかないと樹脂の中に硬化剤を配合していますのですぐに表面が硬化反応を起こしていきます。
1回目に塗りこんだ骨材が簡単に剥がれてしまうと効果がないのでその骨材を抑え込んで
る意味合いがあります。
今回のクリアグリップの皆さんが気になる寿命ですが人の往来が激しい駅のコンコースなどでも2年くらいは大丈夫です。
今回の会社の階段なら5年くらいは大丈夫だと思われます。
街の屋根やさん大阪門真店ではあらゆる屋根工事のほかに色んなことでお困りのお客様に対応できる業者間でのネットワークがありますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
ありがとうございました。
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