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門真市 70年以上前に建造された蔵の屋根点検
更新日：2023年5月30日
屋根に上ってみると初めに棟瓦が目につきました。すごく立派な棟の段数です。昔は棟の段数で家々が競い合ってたなんて言う話もありますが、最近では
地震対策で
屋根の軽量化のために
7寸丸瓦に葺き替えたりする工事も多いですが、風格のある和瓦の屋根などは修繕をおすすめ致します。
かなり、年数が経っていますので経年劣化や瓦のズレなど色々目立ちました。屋根を歩くだけでも瓦が割れそうな状態でした。瓦やさんや屋根工事を行う業者さんは歩いても割らないように特殊な訓練を受けております。
棟際の面戸漆喰部分もすべて剥がれ落ちていました。土台の土部分が露出しており雨で流された形跡があります。当店の漆喰塗りの手法は、
上から増し塗りするのではなく劣化している部分を
一度きれいに解体し新たに塗っていく方法をとっております。増し塗りだけですと、見た目は綺麗になりますが薄めに漆喰を塗るだけなので数年後には、剥がれ落ちます。
地瓦の割れやか欠けている部分に板金材を差して応急処置をしている形跡がありました。同じ種類の瓦がない場合にはこのような手法も取りますが
和瓦の良い所の一つとして瓦の差し替えがどの段でも出来るという点がありますので代用品の瓦などで差し替えをおこなうのが一番良い方法です。
屋根のケラバ部分に当たる袖瓦ですが、普通の袖瓦よりも間隔が短い刻み袖という瓦です。ズレを引き起こしています。昔の職人の技術で葺いている瓦なので、修繕をおこなうには、職人の技術が必要な箇所です。地上からも見える部分ですのできっちりとなおしてあげると綺麗にそろって写真映えする箇所です。
近年では、和瓦の屋根が減ってしまい修繕をおこなえる職人さんも減ってきました。街の屋根やさん大阪門真店には、かわらぶき技能士の資格を持った、寺社仏閣なども手掛けている腕の良い和瓦職人さんが多数在籍しております。そんな職人が屋根調査にお伺いいたしますのでご安心してご依頼ください。屋根点検・調査・お見積りも無料で行っております。ここまでご閲覧頂きありがとうございました。
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