今回は一宮市での平板瓦の差し替え工事の様子を紹介します。
今回のお宅では平板瓦を使用されていましたが、瓦にはひび割れができていました。

工事施工前のひび割れた平板瓦

瓦が割れてしまうと、
1. 雨漏りのリスク増大
割れた瓦から雨水が侵入し、屋根裏や建物内部に雨漏りが発生する可能性が高まります。これにより、天井や壁が水浸しになり、カビや腐食の原因となります。
2. 屋根材の劣化
雨水が侵入すると、屋根の下地材や断熱材が湿気を帯びて劣化します。特に木材は腐食しやすくなり、構造的な強度が低下します。
3. 断熱性能の低下
瓦が割れて雨水が侵入すると、断熱材が濡れて効果が低下します。
4. 修理コストの増加
割れた瓦を放置すると、問題が広範囲に及び、修理にかかるコストが増加します。早期の修理が最も経済的です。
5. 屋根全体の脆弱化
割れた瓦があると、その部分が弱点となり、風雨や強風に対する屋根全体の耐久性が低下します。特に台風や嵐の際には、他の瓦も飛ばされるリスクが高まります。
といった事が起きてしまいます。

ただ、外的要因などによってひび割れは起きてしまうので、完全にひび割れを防ぐ事はできません。
ですので、定期的な点検をし、早期に割れた瓦を発見・修理することが重要です。
また、ひび割れた時に瓦が飛ばされてしまう事を防ぐため、シーリングによる瓦固定も効果的です。

瓦が割れたまま放置すると、多くの問題が発生し、結果的に修理費用が高額になる恐れがあります。早期の対応が建物の健康と住まいの快適さを維持する鍵となります。

瓦差し替え工事後の様子

瓦の差し替え後の様子です。
差し替えと同時に周囲の瓦との隙間にシーリングを打つ事で、瓦の飛散も防止しました。

平板瓦は耐久性に優れ、比較的メンテナンスの手間が少ない屋根材ですが、経年劣化によりひび割れなどの問題が発生することがあります。
このような症状を発見した場合は、迅速に専門業者に相談し、適切な対策を講じることが重要です。
街の屋根やさんでは、ちょっとした屋根の修繕の連絡にも対応しますので、
屋根の事が気になる方は0120-966-902までお気軽にお問合せください。