御所市でガレージのフェンス・ブロック塀切断解体
更新日：2021年5月21日
奈良県御所市にて
車椅子を移動させるためガレージに門扉を設置させていただきました。
既存ガレージのブロック塀とフェンスを切断解体し、
木材を組んで門扉を作り、蝶番で固定させました。
材料が木材の為、防腐剤入り塗料を使用し完成させました。
今回はフェンスとブロック塀の切断解体をご紹介させていただきます。
では早速見ていきましょう。
今回切断解体するブロック塀とフェンスです。
使わなくなったガレージを
胸の高さまでのフェンスに仕上げておられましたが、
車椅子を移動させる際に不便のためご相談いただきました。
予算が限られていましたので
私どもの手作りでの門扉を設置するに至りました。
門扉の設置作業はこちらをクリックしてください
まずは解体の様子をご覧くださいませ。
ディスクグラインダーとは…
先端工具に砥石や刃物をを取り付け、
高速回転で金属やコンクリートの研削・研磨・切断と加工出来る電動工具の事です。
職人によってはサンダーと呼ぶ人もたまにいます。
「サンダー」はディスクグラインダーとよく間違われる工具です。
「グラインド（grind）」とは「研削する、（刃物などを）研ぐ」ことで
「グラインダー」とは材料を削るための機械の呼び名です。
円盤状（ディスク）の砥石を回転させることで切断などを行う「グラインダー」を
ディスクグラインダーと呼びます。
「サンダー」の「サンド（sand）」は「（紙ヤスリで）研磨する」という意味です。
これは、本体の底面にある平らなパッドにサンドペーパーを取りつけて、
主に木材の表面を研磨するときに使います。
広い面を平らに磨き整えるような作業に向いているのです。
今回は金属製のフェンスを切断するので、
金属用の切断砥石（ディスク）を使用しています。
後ほどブロック塀も切断解体するのですが、
コンクリートの切断にはダイヤモンドカッターを使用します。
ディスクグラインダーでブロック塀を解体していくと…
ブロック塀の強化用の鉄筋が出てきました。
切断砥石（ディスク）を金属用に交換して鉄棒を切断します。
ディスクグラインダーは切断砥石（ディスク）を交換するだけなのでとても重宝します。
ただ、小型のためバッテリー交換が激しいです。
ブロック塀から出た細かい粉塵などを清掃して
今回は終了します。
いかがでしたでしょうか。
今回はブロック塀とフェンスの切断解体の模様をご紹介させていただきました。
工具にも色々種類がありますが、今回ご紹介させていただいた
ディスクグラインダーはＤＩＹでお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ただ、やはり危険は付き物です。
労働安全衛生法により
「研削といしの取替え又は取替え時の試運転の業務」
が、危険又は有害な業務とされております。
従って、ディスクグラインダーを使う作業の従事者は、
安全衛生特別教育を受けなければいけません。
それほど危険と隣り合わせなのです。
とても勉強になります。
受講されてからのご使用を願います。
簡単に考えず、安全にＤＩＹを楽しんでくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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