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天理市 ニチハのパミール屋根が捲れてきたので初めてカバー工法を検討
更新日:2024年12月9日
天理市のお客様から「アーネストで建てた家で、営業が来て屋根がパミールだからカバー工法しないと駄目ですよって言われたんですけど。本当にカバー工法をしないといけないのか見てもらえませんか?」とのお問合せを頂きました。
「パミールって何なの?」「築10年しか経ってないのにカバー工法が必要なの?」「塗装では駄目なの?」
と不安に思っている方は多いのではないでしょうか。
もし、ご自宅の屋根が「パミール」であれば、塗装でのメンテナンスは出来ません!なぜなら、パミール屋根は通常のスレート屋根では起こらない症状が起きてしまうからです。
「パミール」とはどんな屋根材なのか?どんな症状が起きるのがを具体的に紹介します。又、ご自宅の屋根が「パミール」だと分かった時に、適切なリフォームの方法をお伝え致します。
パミール屋根とは?
パミール屋根とは、1996年~2008年にかけて外装建材メーカーのニチハが製造販売していたスレート屋根材になります。この頃はアスベストの石綿による健康被害が問題視されていた時期であり各屋根材メーカーはアスベストが入っていない「ノンアスベスト屋根材」の開発を急がされ、そこで誕生したのがニチハ「パミール」というノンアスベストの屋根材です。
パミール屋根が問題視される理由には、数年で屋根材の表面が剥がれ落ちたり、割れたりするなどの劣化が早く、耐久性に問題があり多くの住宅でトラブルが発生しています。一般のスレート屋根材は、約10年程度で塗膜が劣化し色褪せや、苔の付着が見られると、塗装でのメンテナンスが可能ですがパミール屋根には塗装が出来ません。経年劣化により「層間剥離」と呼ばれる、スレートの表面から板が一枚ずつ剥がれ落ちて屋根材の素地が露出してしまうからです。塗装でメンテナンスをしても、スレートそのものが剥離してしまい意味がないのです(-_-) *現在では、生産が中止されています。
では、実際にパミール屋根の劣化状況を見ていきましょう!
パミール屋根で特に問題視されているのがこの「層間剥離」と呼ばれる現象です。約10年ぐらいでパミールの表面からミルフィーユ状に屋根材が剥がれてボロボロになっていきます。層間剥離の初期状態としては、屋根の先端が白っぽく変色して放置するとパリパリ割れてきます。 剥がれて表面の白い素地が露出すると雨水が浸入しやすくなり更に劣化が進行するので早めの工事が必要になります。
パミール屋根で起こる不具合でもう一つ問題視されている
「釘の腐食」です。パミールに使用されている釘はメッキ処理が薄いものが混入していた為、腐食や錆が発生しやすいです。屋根材をとめている釘が錆びて劣化する事で屋根材が落下する問題がよく起きています。屋根材が落下してしまうと、人や車にあたったり二次被害に繋がる可能性があるので早急に対処する必要があります。
パミール屋根は、表面が剥がれやすく雨水が浸入しやすい状態になるので苔やカビが発生しやすくなります。パミール屋根のトラブルを放置しておくと雨漏りの危険性が高まるので専門業者に相談し適切な工事をすることが重要です。
問題が多いパミール屋根の最適なリフォーム方法をご紹介します。パミール屋根は塗装によるメンテナンスは出来ません。
お勧めする最適なリフォーム方法は「屋根カバー工法」と「屋根葺き替え工事」の2種類になります。それぞれの施工方法についてご紹介致します。
屋根カバー工法とは、古い屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する工事です。パミールの屋根材の処分費用がかからない為費用を抑える事ができますが、屋根が二重になる為重量が増加し耐荷重に問題が生じる可能性があります。又雨漏りしていたり屋根の下地が傷んでいるだとカバー工法が出来ませんので注意が必要です。
屋根の葺き替え工事では、パミール屋根を全て撤去し新しい屋根材を設置します。パミール屋根のメンテナンスに一番最適なのは「屋根葺き替え工事」になります。なぜなら、パミール屋根本体の劣化が激しいと屋根材が割れてしてまいカバー工法のメリットである断熱効果や遮音性の効果が期待できずただ屋根が重くなるだけでなんのメリットもなくなってしまいます。費用はかかりますが、屋根の下地も交換する為屋根が新品同様の状態になるので予算がある方は屋根葺き替え工事をお勧め致します。
≪参考記事≫
- 屋根葺き替えの事例と費用をご紹介!カバー工事とどちらがおすすめ?
天理市 パミール屋根の現場調査の結果カバー工法をご検討
天理市にあるパミール屋根の現場調査を行いお客様に屋根の状態をご説明させて頂きました。塗装ではメンテナンスが出来ない為「屋根カバー工法」か「屋根葺き替え工事」でのメンテナンス工事になります。先ほども言いましたが、パミール屋根の場合には屋根葺き替え工事をお勧めしておりますが、予算を抑えたいとのお客様のご意向もあり屋根の状態も雨漏りはなく野地板(下地)まで劣化していなかったので、カバー工法でのメンテナンス工事をさせて頂くことになりました。
≪関連記事≫
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天理市でパミール屋根でお困りの方はプロにお任せください!
天理市でパミール屋根でお困りの方はプロにお任せください!パミール屋根は塗装出来ない屋根材であり専門知識を持つ業者に依頼する必要があります。現場調査/見積り作成は無料ですのでお気軽にご相談ください。しっかりと調査をさせて頂いた上で最適なリフォーム工事をご提案させて頂きます。
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