高取町から、

「太陽光パネルを設置しているんですが、塗装できますか？」

とお問合せがありました。

やねは劣化があり色褪せやカビ・藻の発生が見受けられました。

太陽光パネルがあることでその屋根の部分は紫外線や雨風が屋根に直接当たらず、

太陽光発電の下の屋根はほとんど劣化しないこともあります。

太陽光発電はメーカーの施工基準に沿って軒先から離して設置しなければいけないため、

太陽光発電がかぶっていない箇所ができます。

かぶっていない箇所は、劣化が進んでいきますので、

気になる人は劣化してくる箇所だけ塗装をすることをおすすめします。

どうしても塗装で綺麗に仕上げたい場合は太陽光パネルの脱着が必要です。

この場合は足場仮設と屋根塗装費用に加え、太陽光パネルの脱着費用が必要になりますので

最も補修費用が高くなってしまいます。


設置されている太陽光パネルのメーカーと数量にもよりますが、

最低でも20万円以上を脱着費用に充てる必要がある為、

この機会にまとめて屋根メンテナンスをしておきたいところです。

費用は最もかかりますが、全体塗装を行うことで屋根材本来の耐久性を維持することが出来ます。

お客様にお話ししたところ、


太陽光パネル部分を除く部分の塗装をさせていただくことになりました。

高圧洗浄です。

高圧洗浄とは、外壁を塗装する際に欠かせない重要な工程のことを指します。

外壁や屋根面の汚れや旧塗膜を水で洗い流す作業です。

家庭用のケルヒャーなどと違い強力な水圧で行います。

これにより、塗装面を綺麗にして、塗料の付着をよくする重要な作業です。

高圧洗浄をいい加減にすると、塗装の膨れや剥がれ‥と言った重大な不具合の原因にもなるので、

高圧洗浄は必ず必要な工程と言えます。

1日かけて高圧洗浄し、すぐに次の工程へ移りたいのですが、高圧洗浄の後は、

十分乾燥時間をおいてから次の工程へと入る必要があります。

塗装は下地が命と言われるくらいですので、高圧洗浄の工程はとても大切です。

屋根の洗浄手順は、洗浄ガンと洗浄する屋根面までの距離を30㎝程度に保ち、

屋根の下から頂上にゆっくりと洗い流す様にします。古い塗膜が綺麗に洗われていくのがわかります。

コケやカビが多く繁殖している場合、足元が滑って危険なので、下からコケなどを綺麗に洗浄してから

上へ上へと洗浄していきます。

洗い忘れやチョーキング、カビ、藻‥が含まれた汚水の流し忘れが無いようにしっかり2～3回流します。

高圧洗浄は半日～1日かけて行います。

中には、「高圧洗浄なんか必要ないよ。」という職人も稀にいますが、

塗装の膨れや剥がれ‥と言った重大な不具合の原因にもなるので、高圧洗浄は必ず必要な工程と言えます。


屋根を洗い終えたらカビ・コケ・ホコリがしっかりとれているか確認します。

もし汚れが残っている場合は再度洗浄します。

太陽光パネルは高圧洗浄で洗ってはダメなので注意して洗浄しました。

太陽光パネルに塗料がつかないようにしっかり養生しています。

塗装も太陽光パネルの周りは手が届く範囲のみ塗装させていただきます。

太陽光パネル設置の屋根の塗装の注意点は

☆パネルを踏まない

☆パネルを高圧洗浄しない



太陽光パネルを傷つけずに屋根を長持ちさせていきましょう！

太陽光パネルを設置した屋根の塗装する際の注意点に詳しい説明がありますので

こちらもご覧ください


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