新潟市秋葉区にて太陽光発電の影響でスノーメルトフェンスが雪によって落下した事故
更新日：2021年5月27日
早速状況を確認するため、訪問してきました。
屋根上から落雪した中にスノーメルトフェンスが埋もれている状況でした。
今回落下した原因として、スノーメルトフェンスを留めていた針金が雪の重みに耐えきることが出来ず、断線したと考えられます。
こちらのお宅の屋根の形状は、全面片流れ屋根で4寸勾配で結構な傾斜がある屋根です。更に屋根上に太陽光パネルが載っているため、雪が滑りやすく勢いよく落雪してしまうのです。
通常屋根上に太陽光パネルが載っていない場合、断線することまずありませんが、太陽光パネルが載っている分加速が付き、更に水分を含んだ雪によって重くなったため、断線したのでしょう。
今回の大雪は数日間降り続き、異常な量になりました。
既存のスノーメルトフェンスを復旧作業を行い、更に負荷を軽減するため太陽光パネルとスノーメルトフェンスの間に雪止めアングルを新設することをオススメ致します。
雪止めアングルがあることによって、少しは加速する雪を緩和する効果がありますので、設置した方が良いと思います。
塀を建ててからだいぶ時間が経っているようで、劣化や風化が分かります。
そんな時に、今回の大雪と屋根から勢いよく落ちてくる重い雪に伴い塀が倒壊しました。
この塀に関して、雪が溶けてからでは状況をはっきりと確認することが難しいため、取り急ぎスノーメルトフェンスの復旧に関して見積書を作成することになりました。
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