新潟市秋葉区にお住まいの方より、強風によって軒天が剥がれたので修繕して欲しいとお問い合わせを頂きました。

早速剥がれている箇所を確認するために訪問してきました。

こちらのお宅は総二階建てで、軒天が2箇所剥がれ軒下から下地材が見える状態になっていました。

近くから見るとこのような状態です。

一部分軒天材が残っている箇所もありますが、ほとんど屋根下地が確認できますので雨水が屋内に吹き込む恐れがあります。

吹き込むと屋根下地から伝って雨漏れに繋がります。まだ雨漏れはしていないとのことでしたが、いつ漏れてくるか分からないので早めに修繕工事を行わないと危険です。

他の箇所を見てみると、ケイカル板で軒天が張られているので今回は既存と同じ材料で張り替え工事するようにご提案しました。

またお話は変わりますが、軒天の必要性についてお話します。

軒天は、美観を保つの他にも延焼防止というとても大切な役割があります。

例えば火事が発生した場合、軒天がなかったら屋根裏まで一気に燃え広がってしますが、軒天があることによって屋根裏まで燃え広がることを阻止する役割をします。

しかし築50年などの建物では軒天材にベニヤ板が用いられていますが、今ではケイカル板といった耐火性が高い素材が主流になっています。