日光市の２階造り切り妻屋根で雨樋の現場調査に行ってきました。
更新日：2021年5月25日
雪の影響で軒樋が曲がり雨水が大量に落ちてくるので見て欲しいとのご要望で現場調査になりなした。
銅製角樋の軒樋が蛇行しています。雪の荷重で軒樋が外側に膨らんでいるのが確認できます。
テラス上の下屋根の軒樋で膨らんで落ちているのが確認できます。
切り妻屋根で雪止めも無く和瓦で傾斜もありますので雪が滑り落ちてきて軒樋に溜まり曲がったものと考えられます。
亜鉛鋼板製の軒樋が蛇行しています。軒樋受け金具の中心部分が膨らんでいます。打ち込み金具ですので破風板に打ち込んだ金具の根元から金具ごと曲がって落ちています。
曲がった軒樋は下から見ると解りやすく膨らんでいるのが確認できます。
施主様からお聞きした軒樋から雨水が落ちてくる箇所はこの場所で４５度以上、下に下がっています。これでは軒樋に流れた雨水が集水器に流れる前にこぼれ落ちてきます。
２階南東部分の軒樋の状態です。
中心から手前にかけてなだらかに下がっています。
現場調査の結果、軒樋金具と軒樋の全交換が必要となります。
今回の様に雪での破損の場合、火災保険の自然災害（雪害）にあたり、自己資金なしで雨樋の交換工事ができることを提案させて頂きます。
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