宇都宮市で外壁塗装と雨樋交換工事の着工です。
更新日：2025年7月8日
施工前の全景です。
平屋切妻屋根の外壁塗装工事の着工で、足場が建つので一緒に雨樋の交換工事もご依頼いただきました。
１０年以上前に外壁塗装をされたとの事で、外壁面を手で触ると黄色い粉が付いてきました。
これはチョーキング現象と言い、劣化した塗料の顔料が表面に浮いて出る、別名塗り替えサインとも言われている症状です。
外壁にはクラックがあり、細いものはフィラーで埋まりますが、ここまで太いクラックの場合、Vカットして樹脂モルタルで埋めてからの塗装になります。
軒天は、浮いている塗膜をケレンしてから塗装します。
高圧洗浄は高い所から洗浄して、取れた汚れを洗い流しながら、下に向かって洗浄していきます。
軒天は黒ずみがきれいに流され素地が見えるところがあり、外壁面はチョーキングの粉が流され既存の塗膜の色が出てきました。
軒天同士の繋ぎ目にシーリングが打ってあり、皮すきを入れると剥がれてしまいます。
このまま塗装しても浮いた塗膜から剥がれてしまいますので、きれいに取り除いてからの塗装になります。
軒天の繋ぎ目が剥がれて段差になっていますので、パテで段差を解消してから塗装します。
大きなクラックの左右５ミリくらいをサンダーでV字にカットして、樹脂モルタルの入るスペースを作ります。
V字カットした部分に樹脂モルタルを詰めて、表面が盛り上がらないようにヘラで均し、外壁面の下地処理が終了です。
今日はここまで
また明日。
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