宇都宮市で太陽光パネル脱着と屋根カバー工事をしました。
更新日：2025年6月30日
太陽光パネル取り外し前の屋根の状態です。
南面に太陽光パネルが設置してある屋根のカバー工事に先行して、太陽光パネルを取り外していきます。
太陽光モジュール取り付け金具の座金は野地板に固定してありますので、ビスを抜いてビス穴にシーリング材を塗布して防水処理をしました。
黄色い苔が生えているのが確認でき、薄型スレート屋根材が所々割れているのが解ります。
施主様は屋根塗装と屋根カバー工事の選択に迷っていましたが、コストパフォーマンスを考え屋根カバー工事をご依頼いただきました。
屋根カバー工事はルーフィングで屋根全体を覆い１次防水をしますので、屋根の凹凸になる板金類を全て取り外し板金下地も同様に取り外していきます。
軒先から縦方向に１００ミリ、横方向に３００ミリ重ねて貼り付けていきます。
今回貼り付けている防水シートは、タジマのタジマセルフで遅粘着性のルーフィングになり、貼り直しは出来ますが時間が経つと屋根材と完全に密着して、強力な防水効果を発揮します。
屋根全体をルーフィングで覆う、１次防水が終了しました。
薄型スレート屋根材の軒先に水切りスターターを挟み込んでから、スターターが真っすぐなのを確認してビスで固定していきます。
板金下地の垂木を取り付けてから、垂木の側面に捨て谷を取り付けていきます。
捨て谷とは、これから取り付ける板金類とルーフの隙間から万が一雨水が入った時、捨て谷を伝って軒先に排出されます。
今日はここまで
また明日。
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