壬生町でエアコン本体と室外機を設置しました。
更新日：2024年6月27日
エアコン本体を取り付ける為の作業をしています。
和室の壁が京壁と呼ばれる左官壁の一つで、表面が柔らかく作られている為、ネジが効きません。
なので、縦桟と呼ばれる取り付け金具を上下の木材に固定し、その上にエアコン取り付け板を固定します。
エアコン専用のコンセントは、ブレーカーの電気回路がエアコンのみに繋がっています。
他の機器と同じ電気回路を使用してしまうと、電気容量が規定を超えてしまい、エアコンを使用するたびにブレーカーが落ちてしまう、また火災や事故につながる危険性があるので、エアコン専用のコンセントが必要です。
エアコンと室外機を繋げる配管用の穴となります。
シルバーの板がエアコンの取り付け板となっていて、エアコン本体を引っかける仕組みになっています。
これで室内作業が完了しました。
エアコンの真空引きとポンプダウン作業を行っています。
エアコンの設置時や移設を行う際には必ず行わなければならない作業で、室内機と室外機を繋ぐ配管の内側には銅管があり、銅管の中にある冷媒ガスを室外機に閉じ込め、配管の空気を抜いて真空状態にする作業です。
配管の中を全て真空状態にすることを真空引き、室外機に冷媒ガスを閉じ込めることをポンプダウンと言います。
冷媒ガスはフロンガスとも呼ばれるものです。
強制冷房運転時の確認の際には、お客様に立ち合いをして頂きました。
ホース類をエアコン用テープで巻いていき、固定しました。
これでいつでもエアコンの使用が可能になりました。
テラス屋根の枠等が固定できたので、ポリカーボネートを取り付け傷つき防止で貼られていたフィルムを剥がしていきます。
ポリカーボネートは、太陽面に強い面とそうでない面がありますので、必ず確認をしながら取り付けました。
雨樋の取り付けを残して今日はここまでです。
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