宇都宮市で外壁塗装工事が着工となりました。
更新日：2024年3月13日
メッシュシートで覆われているので見えないですが、二階造りの窯業系外壁の塗装が始まります。
メッシュシートは塗料飛散防止のため取り付けてあります。
雨樋や外壁は、日が当たりにくく湿気が溜まりやすい箇所では、見てわかるほどの苔と汚れが付着しています。
雨戸戸袋に関しては、手で触ると白くなるチョーキング現象がありました。
雨風や紫外線による劣化で、既存塗料の顔料が粉として出る現象で、別名白亜化現象とも呼ばれます。
外壁の南面等の日が当たりやすい箇所でも、チョーキング現象は見られました。
この上から塗装をしても耐久性の維持が出来ないので、洗浄で洗い落としてから塗装をします。
苔・埃やゴミ・チョーキング等の汚れをすべて洗浄して綺麗に洗い流します。
塗装をしない窓サッシや網戸も一緒に洗浄して汚れを落とします。
いつでも塗装が始められるようになりました。
外壁同士の繋ぎにあるコーキング剤ですが、雨風や紫外線、また経年劣化により切れてしまっている状態です。
外壁の伸縮や動きに合わせてコーキング剤が柔軟に対応し、外壁を護っているので、このままでは雨水が内部に侵入し雨漏りや腐食の原因となります。
コーキング剤の左右にカッターで切り込みを入れ、取り除きました。
目地は、完全に古いコーキングを撤去してから新しくした方が、コーキングの種類によって最低でも１０年は持ちますので、コスパもよくお勧めします。
窓サッシ回り等は、コーキングが完全に撤去できないので増し打ちとなります。
外壁とコーキングをより密着させるために、既存のコーキングより１ミリほど離したところで、壁の凹凸に合わせて指で隙間が出ないよう綺麗に貼っていきます。
今日はここまで。
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