栃木市で和瓦の漆喰詰め増し取り直し工事が終了しました。
更新日：2023年9月21日
２階大屋根の、漆喰詰め増し取り直しが終了しました。
三日月漆喰や鬼首など、既存漆喰が入っていた場所全てに、漆喰詰め増し取り直し作業が終了しました。
これ以上熨斗瓦や丸瓦が蛇行しないように、瓦専用シリング材を使い瓦を止めていきます。
雨水の排出口を塞がないように、瓦同士の繋ぎ目の上部のみを止まました。
屋根全ての熨斗瓦と、丸瓦のラバーロックが終了しました。
これで地震や振動で、瓦が動くことはありません。
既存漆喰は棟と地瓦の間に見える白い部分のことで、隙間を漆喰で埋める事により瓦下にある台面を守り、瓦同士を接着させ固定します。
２０年前後で表面が朽ち果てたり剥がれてしまうのが通常で、雨や風、直射日光、寒暖差により漆喰が痩せ劣化してしまいますので、１０年以上たった漆喰は補修工事が必要になります。
今回使用している漆喰は、深谷配合粘度工業の水シャットゴールドで色が黒い漆喰です。
収縮率が低くひび割れしにくいのが特徴で、シリコンが練り込まれている為、防水性に優れています。
また、地震や雨風に強く、耐久性に優れ乾燥するとモルタル並みの強度を持ちます。
全ての工程が終了しました。
これで何時雨が降っても安心です。
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