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福山市本町に破損した塀笠瓦の見積り調査に行きました。
更新日:2021年5月27日
福山市本町にお住まいのお客様より、「塀笠瓦に車がぶつかって壊れてしまったから、見に来て欲しい」というご相談をいただきました。
お客様のお宅は風格のある日本家屋で、塀笠瓦が似合っていて、かっこいい趣きです。
壊れた箇所を確認すると、角瓦が割れ落ちている瓦の周辺は大きくずれていました。
暗いなか車で出入りする際、ここに車がぶつかったとのことでした。
幸いなことに塀は無事でしたので、周辺の塀笠瓦を積み替え補修だけで良さそうですが、ちょっとした事で崩れてしまいそうで危険な状態です。
早急な補修が必要であることをお話して、工事のご依頼をいただきましたので、新しい角瓦が準備できしだい補修工事を行います。
こちらのお宅では、塀の上に瓦屋根と同じように平瓦と熨斗瓦と冠瓦を葺いて塀笠をつくられたものです。
塀のてっぺんに笠をかけるというのは、塀の中に雨水が入ることを防いで強度的な長持ちをさせることと、塀の表面を雨水や汚れから守るためです。もちろん意匠性もあります。
建物を守るための屋根ですが、塀笠も塀を守る役割をしているのです。
瓦に関わらず、木製や金属製などの塀笠のご相談にも対応しております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
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