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福山市にて新築住宅建設工事の上棟日に平板瓦葺の下地工事を行いました!
更新日:2023年6月5日
皆さまこんにちは!街の屋根やさん福山店です。
本日は福山市にてお客様のお住まいの上棟日でした。
今回は『新築工事の場合の平板瓦葺屋根の下地づくり』についての紹介をいたします。
住宅の棟上げは、事前に造っておいた基礎に土台・大引(1階床の骨組)を取り付けておき、おおまかに言って、
①1階柱起こし
②2階床梁架け
③2階柱起こし
④小屋梁架け
⑤小屋組
の順番で行います。
本題の屋根の形を起こす⑤の工程に入るまで、①~④の工程をほぼ半日かけてこなしていくことになります。
いいお天気になりました。絶好の上棟日和です。
柱と梁を組み上げて建物の形にしていきます。
大工さんの作業も順調です。
大工さん7人とレッカーさんで棟上げ工事を着々と進めていきます。
余談ですが、この写真は2階の床合板を梁に留め付ける作業の様子です。
この24mmの厚い床合板は床のフローリングの下地になるだけではなく、2階の床の骨組がしっかり固まるので建物が地震や風を受けてもよじれにくいというメリットがあり、近年木造建築物ではよく採用されている工法です。
大工さんは軽々と持ち上げて骨組みの上をスイスイ渡っていきますが、厚みがある分結構重たい合板なので、高所の恐怖と相まって慣れていないとなかなか難しいのです。
作業は続き、2階の柱・小屋梁まで組み上げ、屋根にとりかかる手前でお昼になりました。
お客様から美味しいお弁当を戴いて、午後への鋭気を養います。
(ごちそうさまでした!)
午後の小屋組の様子。梁の上に小屋束(短い柱状の材料)を立て、さらにその上に母屋(長い梁状の材料)を載せ、地震や風で横に揺られても壊れないように、雲筋違(くもすじかい)という板を斜めに打ち付けます。
屋根面の骨組となる垂木(たるき)を取り付けている写真です。いよいよ屋根面の形が何となく分かる感じになってきました。
軒先を風に煽られても屋根が剥がされないように、全ての垂木を頭の大きい(直径1.2センチ程度)ビスで桁(梁)に確実に留め付けます。その名もタルキック。頼りがいのあるヤツです。
屋根が瓦の場合、写真のように軒先に適切な段差をあらかじめつけておきます。軒の先端の瓦はこの上に載せることで真っ直ぐな屋根の形ができるという寸法です。
いよいよ大工さんが取り付ける本日最後の材料、屋根面となる野地板(のじいた)の登場です。
いわゆるコンパネです。
ここまで来たらまさに屋根!という感じになりますね。
瓦職人の出番はここから。
写真のロール状の材料はアスファルトルーフィングという防水材料です。
瓦が葺き上がるまで雨から建物を守ります。
万が一、お家の瓦が割れたりして雨が瓦の下に入った場合も、最近のお家ならこのアスファルトルーフィングの上を水が流れてくれるのですぐに室内に雨漏りということにはなりません。
だからと言って油断はいけません。早めの修理が肝心ですよ!
ここまで来ればほぼ完了です。
アスファルトルーフィングは下から上に重なり合うように張って行きます。
上から下の順に張ると上から流れてきた水がルーフィングの隙間から入り込んでしまいます。
順序って大事。
上棟日の工事内容はここまでです。
最後に外に面する柱や梁にビニールシートを張って雨が中に降り込まないよう養生をして帰ります。
本日は無事に上棟が終わってホッとしました。
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有限会社吉井瓦商店
〒737-0125
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