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長泉町入母屋屋根の棟瓦修繕工事|劣化した基礎をしっかり補強し美観と安心を取り戻しました
更新日:2025年10月11日
今回は、入母屋(いりもや)屋根の棟瓦(むねがわら)改修工事を行いました。
お住まいの屋根には、一般的な屋根に比べて「本棟」や「登り棟」が多く使われており、伝統的で重厚な印象の立派な屋根構造でした。
今回の工事では、棟瓦の下にある「畦(あぜ)」と呼ばれる基礎部分の劣化が主な問題でした。
畦とは、瓦をしっかりと支えるための土台のような役割を果たしており、この部分が崩れると、上に積んである「のし瓦」や「棟瓦」が沈み、歪みやズレが発生してしまいます。
特に築15年以上の屋根では、この畦がモルタルなどの材料で作られているため、風雨や温度変化によって徐々に劣化していくことが多く、定期的な補修が必要になります。
まず、既存の棟瓦やのし瓦を一旦取り外し、屋根の近くに仮置きします。
瓦を取り外すことで、傷んだ畦をしっかりと作り直すことが可能になります。
その後、新しいモルタルを少しずつ練り上げながら畦を再構築していきます。
この作業は、モルタルが適度に固まり始めたタイミングを見計らい、一段一列ずつ丁寧にのし瓦を積んでいく、非常に繊細な作業です。
登り棟の状態も確認したところ、のし瓦の下に詰められている「面戸(めんど)」と呼ばれる隙間を埋める材料が、経年劣化で一部崩れ落ちていました。
これにより、瓦の下地が不安定になり、上に乗っている瓦が沈下する原因となっていました。
このような状態では、いくら表面だけを直しても、土台がしっかりしていなければすぐにまた同じような不具合が起きてしまいます。
今回は、棟だけでなく屋根全体を見渡しながら、平瓦の状態も細かくチェックしました。
特に軒先から順番に、一枚一枚の瓦がしっかりと座っているかを確認し、必要があればその都度補修を行いながら作業を進めていきました。
屋根の劣化は、表面に現れている症状だけでなく、目に見えない内部や構造部分にも問題が潜んでいることがあります。
そうした問題を見つけ出し、的確な補修を行うのが私たちプロの仕事です。
屋根は日々の風雨から住まいを守る、大切な部分です。
見た目に大きな異変がなくても、経年劣化によって少しずつ不具合が進行していることもあります。
「最近、屋根の瓦が浮いているように見える」「棟の部分に隙間がある気がする」そんな小さな気づきが、大きなトラブルを未然に防ぐ第一歩です。
私共では、地元沼津を中心に、三島、裾野、長泉、清水町、函南町、伊豆の国で安心安全大満足リフォーム&屋根外壁外回り&新築住宅を施工していきます。
屋根の修繕やリフォームをご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちが、確かな技術と経験で、大切なお住まいをしっかりと守ります。
お住まいのご相談はお気軽にご連絡ください。
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