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沼津市のスレート瓦からの雨漏り現場へ調査に行きました。
更新日:2025年12月16日
こんにちは。
静岡県沼津市を中心にリフォーム工事を行っております。
最近は雨の降り方も激しく、「もしかして雨漏りかも?」とご不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回のお客様も、「雨が降ると天井からポタポタ音がすることがある」とのことで、ご連絡をいただき、現地調査に伺いました。
築年数もそれなりに経っているお住まいとのこと。
まずは雨漏りの原因を特定するための調査からスタートです。
現地に到着後、最初に行うのは建物全体の状況確認です。
雨漏りは一見関係なさそうな場所が原因になっていることも多いため、慎重に見ていきます。
すると、雨漏りしている箇所のちょうど上あたりに、瓦葺きの屋根があることが分かりました。
ここは雨水の影響を受けやすく、今回の調査でも最も怪しい候補となる部分です。
早速、壁に一番近い瓦を一部めくってみることに。
すると、瓦の下に雨水が流れ込んだようなシミを発見しました。
これは、瓦の下に雨水が回り込んでいる証拠です。
瓦屋根は、瓦そのものが防水しているわけではなく、
その下に敷かれている**防水シート(ルーフィング)**が重要な役割を担っています。
お住まいは築40年以上とのことでしたので、
瓦の下にある防水シートは、すでに本来の防水性能を失っている可能性が高い状態です。
防水シートは年数とともに劣化し、
・破れ
・硬化
・隙間の発生
などが起こります。
この状態になると、瓦の隙間から入った雨水を防ぎきれず、
雨漏りにつながってしまいます。
ここまで確認できたことで、疑いはさらに濃くなりました。
次に確認したのは、雨漏り箇所の上に位置する**2階の腰窓(サッシ)**です。
昔のサッシは、現在のものと比べると
雨仕舞い(あまじまい)※雨水を防ぐ構造が弱い場合があります。
また、外壁のトタンとの取り合い部分にも、
「ここから水が入ってもおかしくないな…」
と感じる箇所がいくつか見受けられました。
ただし、目視だけでは断定できないため、
ここから散水試験へと進みます。
散水試験とは、実際に水をかけて雨漏りを再現し、
どこから水が侵入しているのかを特定する調査方法です。
まずは、最も怪しい玄関上の屋根部分から散水を開始しました。
すると――
ほどなくして室内に水が垂れてくる状況を確認。
原因箇所が早めに特定できたことは一安心ですが、
ここで調査を終えるわけにはいきません。
雨漏りは、一か所だけが原因とは限らないケースも多くあります。
そのため、引き続きサッシ周りや他の怪しい箇所にも散水を行い、
慎重に確認を続けました。
その結果、
他の部分からの漏水は確認されず、
今回の雨漏りは玄関上屋根部分が主な原因と判断しました。
調査結果をもとに、
原因箇所に対する適切な補修方法をご提案させていただきます。
「とりあえずコーキングで…」といった応急処置ではなく、
今後も安心してお住まいいただけるよう、
建物の状態・ご予算・今後のメンテナンスも考慮したご提案を心がけています。
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