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沼津市 屋上雨漏り修繕工事 勾配調整からやり直した防水下地工事
更新日：2025年12月17日
こんにちは。
静岡県沼津市を中心に、リフォーム・修繕工事を行っております街の屋根やさん沼津店です！
今回ご相談いただいたのは、沼津市にある鉄筋コンクリート造（RC造）の建物。
以前から雨漏りが続いており、屋上の状態を根本から見直す必要がありました。
以前から雨漏りをしていたようですが、一つ原因としては排水ドレンが盛り上がっているために、雨水の排水がうまく流れないことでした。
排水ドレンとは、屋上に溜まった雨水を排水管へ流すための出口部分です。
雨が降ると水たまりができてしまい、水が乾かないことで、防水の痛みがとても速い状態になっていました。
そこで今回は、単なる防水のやり替えではなく、
屋上の勾配（こうばい）からやり直す工事を行うことにしました。
勾配とは、雨水が自然に排水口へ流れるようにつけるわずかな傾斜のことです。
屋上全体のレベル（高さ）を細かく測りながら、
・高くなっている部分
・低くなっている部分
を一つひとつ確認し、モルタルを使った左官工事で調整していきました。
元の状態は、高低差があちこちにあり、勾配を整えるのは非常に難しい作業でしたが、時間をかけて丁寧に仕上げていきます。
勾配調整と同時に、
新しい排水ドレンの取り付けも行いました。
今度は雨水が確実に集まり、スムーズに排水される位置・高さで設置しています。
これにより、雨水が溜まりにくく、防水層に負担をかけない屋上へと生まれ変わります。
全体を左官出来た後はしっかりと乾燥させます。
水分が残っていると次の防水をする場合、防水層の下に閉じ込めてしまうことになるからです。
期間でいえば2週間は乾燥させたいところです。
また乾燥する過程のなかで微細なヘアークラックが入ります。
これが防水を痛めてしま原因になりますので、しっかりと乾燥させることが、次の防水を長持ちさせることにも繋がります。
また防水をする前には、太陽光が当たりやすい場所、当たりにくい場所なども考慮して、乾きの状態や表面の状況を必ずチェックする必要があります。
完全に乾燥させたら、いよいよ防水工事行ないます。
防水は「塗るだけ」「貼るだけ」ではありません。その前段階である
勾配調整と下地づくりが、防水の寿命を大きく左右します。
私たちは、その場しのぎではなく、原因から改善する工事を大切にしています。
屋上の雨漏りや防水でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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