ホーム > 函南町雨漏りのため屋根修理 遮熱塗膜のMFシルキーでカバー工…

函南町雨漏りのため屋根修理 遮熱塗膜のMFシルキーでカバー工法
更新日:2025年12月15日
今回は、函南町のお客様より承った**「雨漏り調査」**の事例をご紹介します。 「玄関や窓廻りから水が染み出してくる」というSOSを受け、現地調査を行いました。
原因究明のために屋根に上がったところ、長年の紫外線や雨風にさらされた**スレート屋根(カラーベスト)**は、築30~40年相応の深刻なダメージを受けていました。
掲載した写真をご覧ください。 表面の塗装が完全に劣化し、変色や剥がれが起きています。特に注目していただきたいのは、表面に発生している**「コケ」や「ひび割れ」**です。
これは単なる汚れではありません。 屋根の「防水バリア」が消滅し、セメントの基材そのものが雨水を吸水してしまっている証拠です。水を吸った屋根材は強度が著しく低下し、わずかな衝撃や気温変化で簡単に割れてしまいます。この隙間から雨水が侵入し、今回のような室内への雨漏り引き起こしていたと考えられます。
1階の屋根部分も点検したところ、塗装が剥がれ、屋根材がむき出しの状態でした。 本来、塗装には水を弾く「防水機能」がありますが、ここまで劣化すると雨が降るたびに屋根材そのものが水分を吸収してしまいます。
特に1階の屋根は外壁と接しているため、防水性が切れると壁の内側へ水が回り、深刻な雨漏りを引き起こす原因になります。「
スレート屋根が劣化する大きな原因の一つに、日々の激しい「温度変化」があります。屋根は一年中、直射日光や夜間の冷気にさらされていますが、この寒暖差が屋根材に想像以上のダメージを与えます。
雨が降ると、防水性が切れたスレートは水分を内部まで吸収します。その後、太陽光で高温になれば乾燥して収縮し、冬場には吸収した水分が凍結・膨張を繰り返します。この「水分の体積変化」こそが厄介な問題です。わずかな膨張と収縮を繰り返すうちに、本来固く結びついていたスレートの成分が内側から少しずつ剥がれ、屋根材そのものがもろくなってしまうのです。
お写真のように塗装が剥がれ、表面がザラザラになっているのは、まさにこの劣化が進行している証拠です。このまま放置すると、ひび割れや反りが発生し、最終的には家全体を脅かす雨漏りへと繋がります。お住まいを長持ちさせるためには、こうした素材の悲鳴を見逃さず、定期的な塗り替えや補修で「水の侵入」を防ぐことが何よりも重要です。
雨漏り調査の結果、今回は「屋根カバー工法」と「外壁シーリング・塗装」による根本的な改善策をご提案しました。
屋根カバー工法とは、現在の屋根の上に新しい屋根材を重ねて葺く工法です。剥がさず施工するため、費用を抑えつつ防水性能を新品同様に蘇らせることができます。ただし、一点だけ重要な前提条件があります。それは「野地板などの下地がしっかりしていること」です。あくまで古い下地を再利用するため、事前の確かな診断が欠かせません。
また、既存の屋根に新しい屋根材を重ねるため、お家全体の「重量」にも配慮が必要です。そこで私たちがおすすめしているのが、非常に軽量な金属屋根材「MFシルキー」です。非常に軽いため建物への負担が少なく、耐久性にも優れています。
屋根の防水だけでなく、外壁のシーリング打ち替えや塗装をセットで行うことで、家全体の防水バリアを再構築します。
今回使用するのは、超軽量で耐久性の高い金属屋根材「MFシルキー」です。
工事の第一歩は、安全な作業環境と近隣への配慮から始まります。足場をしっかりと設置し、洗浄時の水しぶきや作業中の埃がご近所へ飛ばないよう、周囲には養生メッシュシートを丁寧に取り付けました。その後、長年の汚れを落とす屋根洗浄を行い、既存の棟板金(屋根の頂上にある金属板)を撤去して、新しい屋根を迎える準備を整えます。
そして、ここからが雨漏り防止の最重要工程です。既存の屋根の上に「ゴムアスルーフィング」という防水シートを隙間なく敷き詰めていきます。実は、屋根材だけで雨水を100%防ぐことは難しく、どうしても隙間からわずかな水が侵入してしまいます。その侵入した水をシャットアウトし、家の大事な下地(野地板)や屋根裏を守るのがこのルーフィングの役割です。
屋根カバー工法において、最も慎重に選ぶべきなのが「新しい屋根材の重さ」です。既存の屋根の上に重ねるため、どうしても家全体への負担が増えてしまうからです。
今回採用した「MFシルキー」は、一般的な瓦と比較するとなんと約10分の1という驚異的な軽さを誇ります。この圧倒的な軽さにより、建物への荷重を最小限に抑えながら、耐震性能への影響も極限まで減らすことが可能です。まさにカバー工法のために生まれたような、相性抜群の屋根材と言えます。
また、「金属屋根は夏場に熱くなりそう」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、MFシルキーは一味違います。表面には太陽光を反射する「遮熱塗膜」が施され、さらに板金の裏側には断熱材である「ウレタンフォーム」が一体化されています。
これらの相乗効果により、通常の金属屋根に比べて約10%もの断熱効果が期待できます。軽くて建物に優しく、そのうえ夏も快適に過ごせる。雨漏り対策と住環境の向上を同時に叶える、自信を持っておすすめできる選択肢です。
屋根のカバー工法に加え、外壁のシーリング打ち替えと塗装も無事に完了いたしました。最後に足場を撤去し、新築のような輝きを取り戻したお住まいをお引渡しです。
屋根の防水だけでなく、外壁との接合部もしっかり補修したことで、雨漏りの不安も解消されました。沼津市や函南町で「屋根の汚れや雨漏りが気になる」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。現地調査からお見積もりまで、プロの視点で無料にて承ります。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@mbr.nifty.com
株式会社イワサキホーム
〒410-0813
静岡県沼津市上香貫三園町1377-4
静岡県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-shizuoka@k-sys.co.jp
株式会社建築システム
〒422-8051
静岡県静岡市駿河区中野新田57-161
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-shizuoka@k-sys.co.jp
株式会社建築システム
〒430-0903
静岡県浜松市中央区助信町9−16


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。