こちらは築26年の建物です。

今回が初めての塗装になるので、コーキング部分と塗装が劣化しています。

写真を見ると塗装の色の落ちが無いように見えますが、実際は場所によりチョーキング現象が発生しています。

外壁表面の塗膜が劣化してしまうと、塗料の持っている防水効果が薄れてしまいます。
そのため建物は裸の状態で紫外線や風雨の影響を受け続けることになってしまい、劣化した状況が更に加速してしまうので早めの塗装工事を検討して頂きたいと思います。

こちらの写真は中側がバスルームになっているので、外側に結露が発生し汚れて塗装が剥げてしまっています。

本来塗料は外壁や屋根の表面を覆うことで、紫外線や風雨から建物を守る役割を持っています。
それゆえに塗料の浮きや剥がれが出てきてしまうと、塗料の効果が発揮出来ず、劣化部分から浸水が起きてしまう事が考えられます。
この写真ではまさに雨水が浸入した跡が見られます。

塗膜が剥がれる原因としては、陽射しが長い間あたってしまう事による剥がれや、経年劣化や施工不良による剥がれなどが考えられます。

その要因が塗料の密着性を落としてしまい、最終的には剥がれや膨れ、浮きが起きてしまう事になってしまいます。

一度劣化して剥がれたり、浮いてしまった塗膜は補修する事が出来ないので、ケレンして新たに塗料を塗る事が必要になります。

瓦に苔が生えています。

苔を防ぐには、定期的なメンテナンスが必要になります。枯葉や土を除去して掃除をする事で草や、苔が生えてくるのを防止します。

今回の調査の結果、外壁・屋根ともに塗装の必要があります。その他にも補修する箇所が多々あります。

お客様に点検写真をお見せし、お話をお伺いした上でご提案書を作成したいと思います。