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築12年の分譲住宅、そろそろ塗装の時期?現地調査で見えた“見えない施工の落とし穴”|春日井市
更新日:2025年5月19日
今回、春日井市内の住宅街にて、築12年の分譲住宅の現地調査を行いました。
ご相談のきっかけは、「そろそろ塗装した方がいいと聞いたけど、うちも必要?」というお客様の不安の声でした。
屋根はカラーベスト、外壁は窯業系サイディングと、近年の分譲住宅ではよく見られる仕様です。
一見するとまだキレイに見えるお住まいでしたが、実際には複数の劣化サインが見られました。
春日井市では10~15年目に差し掛かるお住まいのご相談が非常に増えています。
この時期に特に目立つのが以下のような症状です。
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外壁にチョーキング(手に白い粉がつく現象)
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目地のシーリングにひび割れ・痩せ
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カラーベストの色あせや微細な割れ
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軒天まわりに細かなクラック
これらは塗装のタイミングを示すサインですが、問題は“もっと見えにくい部分”にあります。
街の屋根やさん春日井店では、これまでにも多くの分譲住宅を点検してきましたが、
その中で明らかにされてきたのが「新築時の施工の粗さ」です。
なぜ、築12年前後で一気に劣化が進むのか――その理由は、最初の工事にあると考えています。
✔ コスト優先の分譲住宅では、こんな施工がよくある…
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シーリング材のプライマー未使用:接着が甘く、剥がれが早まる
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見た目重視の外壁材選定:デザインは良いが、耐候性が弱い
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下地処理の簡略化:新築時は見えないからこそ、省略されやすい
こうした“ごまかし施工”は見た目には分かりづらく、10年を超えてから一気に問題が顕在化します。
今回の現地調査の結果をもとに、お客様には以下のご提案をさせていただきました。
外壁や屋根の美観回復だけでなく、次の10年を安心して過ごせるよう、構造的な補強と耐久性重視の施工内容です。
📝 まとめ:築10~15年の分譲住宅こそ“点検の質”が大切
春日井市でも分譲住宅の塗装時期を迎えるお宅が増えていますが、
**本当に必要な工事か、何を優先すべきかは「外観だけでは判断できない」**ことが多いです。
街の屋根やさん春日井店では、施工経験豊富な職人が「見えない部分まで調べる」現地調査を行っています。
✅ 築10年を超えたら、まずは“見えないところ”を見てみませんか?
ご相談・点検は無料で承っております。お気軽にお問い合わせください!
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