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小牧市の大型物流倉庫で雨漏り調査|折板屋根の錆と棟板金下の納まり不良を確認し、屋根カバー工法をご提案
更新日:2026年10月30日
小牧市にて大型物流倉庫の雨漏り現地調査を実施しました
こんにちは、街の屋根やさん春日井店です。
今回は小牧市にある大型物流倉庫にて、折板屋根の雨漏り現地調査を行いました。
物流倉庫や工場などの大型建物では、屋根の面積が非常に広く、雨漏りが発生した際に原因を特定することが簡単ではありません。さらに、屋根の劣化が進んでいる場合や、過去に何度も補修を繰り返している場合は、一部分だけを直しても別の場所から雨漏りが発生することがあります。
今回の倉庫でも、以前から雨漏りが発生しており、これまでに何度か補修工事が行われていました。しかし、雨漏りが完全には解消されず、新たな箇所からも水が浸入している状況でした。
そこで、今回は雨漏りしている部分だけでなく、折板屋根全体の状態や雨水が浸入する可能性のある箇所を確認し、今後の対策をご提案することになりました。
現地を確認すると、過去に雨漏り対策として、いくつかの補修が行われていました。
主な補修内容は、雨漏りしている箇所の周辺だけをカバー工法で覆う工事や、折板屋根を固定しているボルト周辺へのコーキング処理などです。
大型物流倉庫は屋根の面積が広いため、全面改修となると工事費用も大きくなります。そのため、雨漏りが確認された部分を優先して補修するという考え方自体は、予算面を考慮すれば理解できるものです。
しかし、雨漏りしている場所と、実際に雨水が屋内へ浸入している場所が一致するとは限りません。
屋根から浸入した雨水が、折板屋根の裏側や下地などを伝って移動し、離れた場所から室内へ現れるケースもあります。
そのため、室内で水が垂れている場所の真上だけを補修しても、根本的な解決につながらない場合があります。
今回も、これまでに部分的な補修が行われていたものの、別の箇所から雨漏りが発生していました。
今回の調査で確認できた問題の一つが、折板屋根全体に発生していた錆です。
折板屋根は、金属板を山形に成形した屋根材で、工場や倉庫、店舗などの大きな建物によく採用されています。軽量で強度を確保しやすく、広い屋根面を効率よく施工できることが特徴です。
一方、長年にわたって風雨や紫外線にさらされることで、表面の塗膜が劣化し、錆が発生することがあります。
金属屋根の錆は、初期段階であれば適切な下地処理や塗装によって進行を抑えられる場合があります。しかし、錆が広範囲に及んでいる場合や、腐食によって板厚が減少している場合は、塗装だけでは十分な対策にならないこともあります。
また、ボルトや接合部などは水分が残りやすく、経年劣化による漏水リスクにも注意が必要です。
今回の倉庫では、屋根の一部分だけでなく、全体的な劣化状況を踏まえて今後の改修方法を検討する必要がありました。
今回、特に問題となっていたのが、屋根の頂部に設けられている棟板金下の納まりです。
折板屋根は、山と谷が連続する形状をしており、屋根の頂部では左右の屋根面が接する部分を適切に納め、雨水が内部へ浸入しないようにする必要があります。
棟板金は、屋根の頂部を覆って雨水の浸入を抑える重要な部材です。しかし、棟板金を取り付ければ、それだけで雨漏りを完全に防げるわけではありません。
折板屋根の形状に合わせた部材の納め方や、接合部の処理、雨水が内部へ入り込まないための施工が重要になります。
今回の現地調査では、棟板金下の折板屋根の納まりが悪く、雨の降り方によっては屋根の頂部から雨水が入り込む可能性がある状態を確認しました。
このような状態では、特定のボルト周辺や一部分だけをコーキングで塞いでも、別の隙間から雨水が浸入する可能性があります。
さらに、強い風を伴う雨や降雨の方向など、雨の条件によって浸入する場所や量が変わることも考えられます。
今回のように屋根全体の劣化に加え、棟部分の納まりにも問題がある場合は、漏水箇所だけを追いかけるのではなく、屋根全体を見直すことが重要です。
なお、雨漏りの原因は一つとは限りません。屋根面の腐食や接合部、棟部分などを総合的に確認したうえで、適切な改修方法を判断する必要があります。
室内の鉄骨に水が垂れていても、そこが雨漏りの原因とは限りません
倉庫の内部では、鉄骨に耐火被覆として岩綿吹付けが施工されていました。また、室内で水が垂れてくる箇所も確認されました。
岩綿吹付けは、建物の鉄骨などに耐火性能を持たせるために施工される材料です。火災時に鉄骨が急激に高温になるのを抑え、建物の構造を保護する役割があります。
このような耐火被覆がある建物では、雨水の浸入箇所と、室内で水が確認できる場所との関係が分かりにくい場合があります。
屋根から浸入した雨水が、屋根裏や鉄骨周辺を伝って移動する可能性もあるためです。
そのため、室内で水が垂れている箇所だけを見て、そこが原因だと判断することはできません。
今回も、室内の状況だけで判断するのではなく、屋根の状態や棟部分の納まりを確認しながら、雨漏りの原因を調査しました。
中途半端なコーキング補修では、根本的な解決にならないことがあります
これまでの補修でも雨漏りが止まらず、別の場所から漏水が発生している今回の倉庫。
このようなケースで重要なのは、目に見える隙間を塞ぐことだけを目的にしないことです。
例えば、ボルト周辺にコーキングを施工しても、別の接合部や棟部分から雨水が浸入していれば、雨漏りは解消されません。
また、室内で水が垂れている箇所のすぐ上だけを補修しても、雨水が別の場所から浸入していれば、同じような問題が繰り返される可能性があります。
もちろん、原因が特定できており、劣化範囲が限定的であれば、部分補修が有効な場合もあります。
しかし、今回のように屋根全体に錆が発生し、棟板金下の納まりにも問題がある場合は、部分補修を繰り返すことが最善とは限りません。
補修を重ねても雨漏りが再発すれば、そのたびに調査や工事が必要となり、結果的に費用がかさんでしまう可能性もあります。
大切なのは、現在の雨漏りを一時的に止めるだけでなく、建物の状態と予算を踏まえて、長期的に維持管理しやすい方法を選ぶことです。
ご予算に合わせて2パターンの折板屋根カバー工法をご提案
今回の調査結果を踏まえ、街の屋根やさん春日井店では、予算面も考慮して次の2つの改修プランをご提案しました。
① 折板屋根全体をカバー工法で改修するプラン
屋根全体を対象にカバー工法を行う方法です。
既存屋根の状態や下地の状況、施工条件などを確認したうえで、適切な仕様を選定し、新しい屋根材で既存屋根を覆います。
今回のように屋根全体に錆が見られ、棟部分の納まりにも問題がある場合は、部分的な補修を繰り返すのではなく、屋根全体を改修することで、広範囲の劣化や雨漏りリスクへの対策を検討できます。
ただし、カバー工法が可能かどうかは、既存折板の腐食の程度や下地の状態、建物の構造、荷重条件などを確認して判断する必要があります。
② 屋根の半分をカバー工法で改修するプラン
もう一つは、予算を考慮し、屋根の半分を対象にカバー工法を行う方法です。
大型倉庫では屋根面積が広いため、全面改修となると費用の負担も大きくなります。そこで、屋根全体の状態を踏まえながら、施工範囲を限定したプランもご提案しました。
ただし、屋根の半分だけを改修する場合でも、未施工部分に錆や雨水の浸入リスクが残る可能性があります。また、改修する範囲と既存屋根との取り合いについても、雨仕舞いを適切に計画しなければなりません。
そのため、単純に面積を半分にするのではなく、屋根の状態や雨漏りの状況、改修範囲の区切り方などを考慮して、施工内容を決めることが重要です。
今回の2つのプランは、費用だけでなく、今後の維持管理や雨漏り対策も比較しながらご検討いただくためのものです。
大型倉庫や工場の雨漏りは、屋根全体の調査が重要です
大型物流倉庫や工場の屋根は、一般住宅と比べて面積が広く、屋根材の劣化や雨漏りが建物内部へ与える影響も大きくなる場合があります。
特に、何度も補修をしているのに雨漏りが止まらない場合は、これまでの補修箇所だけでなく、屋根全体の劣化や棟部分、接合部などを改めて確認することが大切です。
今回の小牧市の物流倉庫でも、部分的なコーキングやカバー工法が行われていたものの、屋根全体に錆が発生し、棟板金下の納まりにも問題が確認されました。
そのため、目の前の漏水箇所だけを補修するのではなく、屋根全体を改修するプランと、屋根の半分を改修するプランの2つをご提案しました。
街の屋根やさん春日井店では、一般住宅だけでなく、工場や倉庫などの大型建物についても、現地の状況を確認したうえで改修方法をご提案しています。
「何度補修しても雨漏りが止まらない」「工場や倉庫の折板屋根が錆びてきた」「屋根全体を直したいが、予算も考慮して方法を検討したい」といったお悩みがありましたら、ご相談ください。
原因や建物の状態を確認し、必要な工事と費用のバランスを考えながら、適切な改修方法をご案内いたします。
小牧市で工場・物流倉庫の折板屋根の雨漏りや屋根改修をご検討の際は、街の屋根やさん春日井店までお気軽にご相談ください。
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