ホーム > 波型スレート屋根30年の真実|瀬戸市で飛び込み営業に不安を感…

波型スレート屋根30年の真実|瀬戸市で飛び込み営業に不安を感じたお宅を“屋根専門店”が徹底調査
更新日:2025年12月8日
街の屋根やさん春日井店です。本日は瀬戸市にて、波型スレート屋根と瓦棒屋根を併せ持つ住宅の現地調査を実施しました。
「飛び込み営業で“瓦がズレている”と言われたので、一度プロに見てほしい」というご相談から依頼をいただいたケースです。
調査の結果、波型スレートは約30年前に葺き替えされており、経年による苔やカビの付着はあるものの、ズレ・落下・重大な破損は確認されませんでした。
むしろ、飛び込み業者による誤った指摘が疑われる状況でした。
ただし、ひび割れや表層劣化は複数確認できたため、今回は**部分補修と屋根塗装(保護塗装)**をご提案する方針としました。
今回のお宅は、波型スレート屋根+瓦棒屋根という2種類の屋根材が使われている建物でした。
■ 波型スレート屋根(約30年前に葺き替え)
-
苔・カビの発生(特に北面に多い)
-
表面のざらつき
-
一部にヘアークラック(細かいひび)が確認
-
釘の浮きはほとんどなし
-
ズレ・落下は一切なし
■ 瓦棒屋根
現地調査を通じ、構造的に危険な箇所はありませんでしたが、防水力が大きく低下しており、このまま放置すると雨漏りのリスクが高まる状態であることが分かりました。
2. 飛び込み営業が「瓦のズレ」を指摘してくる理由
今回のケースでは飛び込み業者が
「瓦がズレています、すぐ工事しないと大変なことになります」
と伝えてきたそうです。
しかし、実際にはズレはゼロ。
波型スレート屋根は構造上、ほとんどズレません。
そこで、なぜこのような虚偽指摘が多いのか、その理由を整理します。
■ 理由1:屋根は住民が確認できない
屋根は一般の方が見ることができないため、
「ズレていますよ」
と言われると信じてしまいがちです。
■ 理由2:写真を見せずに不安を煽る
悪質業者の多くは、
■ 理由3:即決を迫る
「今日なら安くできます」
「すぐやらないと雨漏りします」
など、急がせるのも典型的な手法です。
■ 理由4:そもそも屋根材の知識がない
波型スレート屋根は釘・ビス固定で、瓦のように引っ掛け構造ではないため、簡単にはズレません。
知識不足の業者が、スレートと瓦を混同して指摘するケースもあります。
波型スレートは、
ズレが起こるとすれば、
-
葺き替え時の施工不良
-
固定金具の腐食
-
大地震での破損
など特殊な条件下に限られます。
今回のお宅では固定部分も良好で、ズレは認められませんでした。
■ 問題点1:表層劣化(チョーキング)
手で触ると白い粉が付く状態で、防水力の低下を示します。
■ 問題点2:苔・カビの付着
湿気が多く、塗膜が劣化したサインです。
苔が水分を保持し、さらなる劣化を招きます。
■ 問題点3:ヘアークラック
非常に細かいひびですが、水の侵入経路となる可能性があります。
■ 問題点4:瓦棒屋根の錆
鉄部の錆は広がると穴あきにつながり、雨漏りを引き起こします。
現地調査の総合結果として、以下をご提案しました。
■ 1. 波型スレートの部分補修
ひびがある箇所へ専用パテ・コーキングで補修を行います。
■ 2. 屋根全体の塗装(保護塗装)
-
スレートの防水力回復
-
苔・カビの再発防止
-
外観の美観向上
-
雨漏りリスクの大幅軽減
-
屋根材の寿命延長
波型スレート屋根は寿命が長い屋根材ですが、30年経過しているため保護塗装は最適なタイミングです。
屋根塗装は単に色を塗るのではなく、建物の寿命に直結する重要なメンテナンスです。
■ メリット1:防水性能の回復
スレート屋根は防水性を「塗膜」で確保しています。
塗膜が劣化すると吸水し、
■ メリット2:遮熱効果による室温低下
遮熱塗料を使用すると、夏季の屋根温度が20~30℃下がるケースもあり、室内環境の改善につながります。
■ メリット3:美観改善
黒ずみ・色あせが一掃され、新築時のような外観を取り戻します。
■ メリット4:ひび割れの進行抑制
塗膜が保護層となり、ひび割れが拡大しにくくなります。
■ メリット5:コストの最適化
補修+塗装は、葺き替えに比べて費用を大幅に抑えつつ長寿命化が可能です。
7. 飛び込み業者に騙されないためのチェックリスト
■ 1. 「瓦がズレている」と言われたら写真を要求
アップ写真と全体写真の両方が必要です。
■ 2. 即決を求める業者は危険
誠実な業者は即決を迫りません。
■ 3. 見積もり書に「屋根全面改修」としか書いていない場合は注意
工事内容が不明瞭です。
■ 4. 地元の専門店かどうか確認
地域密着店は逃げ場がないため、質の高い工事を提供します。
■ Q1. 波型スレートのひびは放置しても大丈夫?
A. 放置するとひびが拡大し、雨漏りリスクが高まります。早期補修が必要です。
■ Q2. 塗装と葺き替えはどちらが良い?
A. 劣化状況が軽度なら塗装が最適です。
今回のように強度が残っている場合、塗装で十分延命できます。
■ Q3. 飛び込み業者が不安をあおってくる理由は?
A. 即決を狙うためです。屋根は見えないため不安につけ込みやすいためです。
■ Q4. 塗装工事は何日かかる?
A. 一般的な住宅では3~5日ほどです。(天候に左右されます)
近年、飛込み営業による悪質な工事が多々報告されています
街の屋根やさん春日井店は地域密着、安心の屋根専門店です
経験豊富なスタッフが皆様のお困りごとを解決いたします
屋根工事、塗装工事はお気軽にお問い合わせください
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-kasugai@takumi-home.biz
株式会社匠ホーム
〒487-0034
愛知県春日井市白山町5丁目18-3
愛知県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane-nagoyahigashi@home-kenzai.co.jp
ホーム建材株式会社
〒465-0025
愛知県名古屋市名東区上社4丁目162番地
電話 0120-989-742
E-Mail yaneya@138hm.com
株式会社ハウスメンテナンス
〒491-0062
愛知県一宮市西島町1-29-1
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mikawa@home-kenzai.co.jp
ホーム建材株式会社
〒448-0807
愛知県刈谷市東刈谷町2丁目1−6
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@infield-gr.com
株式会社インフィールド
〒458-0847
愛知県名古屋市緑区浦里1-86 B棟
電話 0120-989-742
E-Mail info@machiyane-fk-toyohashi.com
屋根福瓦工業有限会社
〒441-8154
愛知県豊橋市西高師町字沢向23−2


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。