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神戸市灘区で雨漏りを解消!スレート屋根カバー工法によるリフォーム事例
更新日:2025年9月22日
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です(*^^*)
本日の現場ブログでは、神戸市灘区にておこなった屋根リフォームの様子をご紹介いたします。
今回は、築20年のカラーベスト屋根から雨漏りが発生したため、ガルバリウム鋼板という軽量かつ頑丈な金属屋根でカバーするという屋根カバー工法を取り入れた屋根リフォーム工事をおこないました。
「雨漏りが発生して困っている、まだ長くこの家で暮らしていきたい」というお客様からお問い合わせを受け、まずは現状の屋根調査のため、無料点検にうかがいました。
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神戸市灘区にて屋根リフォーム前の無料点検をおこないました
築20年前後のカラーベスト屋根でしたが、屋根材に所々割れが見られる状況でした。
カラーベストは厚さ5mmほどのセメントで出来た屋根材で、製造された年によって強度が違うことがあります。
長年屋根を雨や紫外線などから守ってくれていた過程で劣化し、屋根材自体の強度が落ちて割れが発生してきている状態です。
今後さらに新たな割れが増えていくであろう状況で、「これからも長くこの家で暮らしていきたい」という家主様のご意向も考えると、全体的な屋根リフォームが必要なタイミングと判断しました。
上写真は、屋根頂上の棟板金の様子です。
鉄くぎで固定されている状態でしたが、釘にサビが発生していました。
釘穴から入り込んだ雨水が下地の木材を濡らしており、棟板金の固定が弱まって釘が抜けてきている状態です。
全体的な屋根リフォームを提案させていただきましたが、着工迄少し日にちがあきます。
その間の雨漏りと屋根下地の劣化を防ぐため、割れをコーキングで塞ぎ、養生をさせていいただきました。
神戸市灘区にてスレート屋根の雨漏り解消リフォーム工事着工開始
神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム ①足場架設
基本的に屋根リフォームは高所作業になります。
お住まいは3階建てで屋根までは約9mの高さがありますので、工事による埃などの飛散防止の為、また作業員の転落防止、材料荷上げの為、屋根リフォーム工事を円滑に進めるべく、架設足場の組み立てを初日に行います。
2トントラックで現場に材料を搬入し、組み立てて施工していきます。
お住まい全体を鉄製の骨組みで覆い、養生用のシートをかけて足場組は完成です。
職人3人で1日かけて組み上げました。
これでまず、屋根リフォームを開始する準備が整いました!
神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム ②棟板金の撤去
頂点の棟板金は一旦撤去をします。
板金製の棟を取り外すと、貫板という下地の木材が出てきますので、こちらも撤去して、屋根リフォームを進めていきます。
スレート屋根リフォームでは屋根カバー工法がダントツ人気!
今回行う屋根リフォームは、スレート屋根の上に新しい屋根を新設する屋根カバー工法です。
スレート屋根は屋根材の中でも凹凸が少ないので、上から新規の屋根材を取り付ける際にフラットな下地として利用できるのです。
また、1㎡辺り20kgと日本古来の瓦屋根の60kgと比べると軽量な為、カバーする屋根材は軽いものと限りはありますが、重ねて屋根を施工することが出来ます。
屋根カバー工法は屋根の形状・状態にもよりますが、屋根リフォームの中でもこの棟の撤去のみの解体で済む場合が多いです。
そのため、撤去・廃材費用がほとんどかからないため費用的にもリーズナブルであることも、屋根リフォームの方法として人気である理由の1つです。
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神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム ③清掃
屋根リフォームの際には、出てきた木くずやゴミ、撤去した釘を集めて、なるべくご近所に粉塵が舞わないように、丁寧に清掃を行いながら進めていくことも職人の大事な工程のひとつです。
神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム リフォーム ④防水シートの施工
屋根リフォームの次なる工程は、下葺き材という防水シートの施工です。
万が一屋根材内部に入り込んだ雨水が居室に到達して雨漏りが発生しないように防水する層でとても重要な工程となります。
水下から順番に幅1mのシートを屋根に敷き詰めていきます。
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シートは10cmずつ下のシートに重ねながら敷いていき、屋根の傾斜を伝う水が入り込まないように施工を行います。
防水シートも種類はいろいろありますが、弊社がカバー工法の屋根リフォームを行う場合は、新築時と違い現状の屋根材の上に敷きこんでいくため、硬いカラーベストの角などで破れてしまわないように改質アスファルトルーフィングというグレードを使用しています。
また、防水シートを固定する際には、雨漏りに繋がるような余計な穴をあけないよう、防水シート裏に自着層(ボンド)が付いているタイプのものを使い、既存屋根にくっつけて固定を行います。
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屋根全体を防水シートで覆い、雨の入り込まない下地を作ります。
丁寧な防水シート施工は、屋根リフォーム全体の中でも最も大切な工程といっても過言ではありません。
通常雨は上から下に落ちてくるため、台風時などの下から巻き上がってくる雨などは建築では想定されていません。
そのため、屋根材も上から落ちてくる水に対しての防水能力は優れています。
台風が多い日本の風土では不足の方向から雨が向かってくることがあります。
日本の天候事情では、どうしても屋根材の隙間から雨が入り込むという事態は発生してしまうのですが、そうなったときお住まいを守ってくれるのがこの防水シートの層なのです。
屋根リフォームの際は、とても大切な工程の一つということがお分かりいただけると思います。
神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム ⑤ガルバリウム鋼板の搬入
下地処理が完了しましたので、次は屋根リフォームの仕上げ材、いわゆる屋根材の搬入です。
足場の上下の段に人員を配置して、屋根材をリレー形式で荷上げしていきます。
今回仕上げ材で使用したのは、立平というガルバリウム鋼板製の金属屋根です。
軽量の屋根材ですので人力での荷上げを行いました。
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神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム ⑥唐草水切りの設置
屋根材は各部位によっていろいろな形状・役割をもったものを取り付けていきます。
こちらの材料は唐草水切りといい、屋根水下に取り付ける水切り材です。
防水シートの上からビスを使い、屋根に取り付けます。
既存の屋根材を貫通して屋根の野地板に固定を行うため、釘では固定強度が出ません。
1つ1つの部材をしっかりと固定していくことが、屋根リフォームに欠かせない作業です。
唐草取付を横から見た写真です。
このように軒先に取り付けて、雨樋に雨水が落ちる仕組みを作る役割です。
ケラバ部分には、新しく取付る水切りの下地として胴縁を取り付けます。
こちらもビスでしっかり固定を行います。
こちらが今回の屋根リフォームの主役、【立平】というガルバリウム鋼板製の金属屋根材です。
屋根頂点から軒先まで継ぎ目のない1枚の屋根材で、水が流れる方向に隙間が無い為、雨漏りに対して非常に強い屋根材です。
近年では、雨が回り込みにくい屋根材の為、新築の屋根裏収納を作る上での空間を作るために屋根勾配を緩くしてそのスペースを作ることに活用されたりと新築・屋根リフォームどちらの場合でも選ばれることが多い屋根材です。
現場に搬入した立平の細かい加工は、板金工による加工を行いながら施工していきます。
立平頂点側は立ち上げて加工を一枚一枚行います。
たとえばこの端の立ち上りは、吹き込んだ雨水をせき止める壁を作る意味合いがあります。
このように加工を行い、納めていきます。
立平は1㎡辺り5キロと軽量の為、屋根に掛かる荷重の負担は軽いのですが、強風などで飛ばされることもある為、ビスで強固に固定をして強さを出します。
立平のメリットは、この固定部も隣の屋根材が重なるため、固定穴が雨を受ける部分に露出しない為、雨漏りにも強いことです。
このように屋根材がジョイントしていきます。
右の立平のビス固定部に左の立平が重なり、はめ込みで強く固定されます。
固定、はめ込みを繰り返して屋根リフォームを進めていきます。
軒先部は唐草水切りの上に立平が重なります。
先が少し唐草から飛び出ていますが、この部分を唐草に折り曲げて掴み込み、風の入り込む部位を塞ぐように固定を行います。
平場を葺き終えてケラバ部分もL時の水切り板金を固定します。
いよいよ屋根リフォームも佳境です!
神戸市灘区×スレート屋根の雨漏り解消リフォーム ⑧棟板金の施工
最後に頂点部分の仕上げに入ります。
頂点の屋根材の隙間に棟を取り付けます。
神戸市灘区にてスレート屋根の雨漏り解消リフォーム完了
下地を入れ、棟板金をビスで固定して屋根仕舞いが完成しました!
軒先も唐草につかませています。
雨漏りが発生していた築20年のカラーベスト葺き屋根
屋根リフォームといっても、今回のようなカバー工法や葺き替え・葺き直し・部分補修などいろいろな方法があります。
どのような屋根リフォームが必要なのかは、屋根の状態や家主様の居住プラン、ご予算によって変わってきます。
屋根リフォームに限らず、リフォームは既存のお住まいに合わせた施工が必要になってくるため、お客様のお住まい一軒一軒によって最適なリフォーム方法は変わってきます。
お客様、職人さん、現場監督の私と工事に携わっているみんなの力を合わせて、今回も協力して無事工事が竣工いたしました!
屋根リフォームのついでに知っておきたい豆知識:雨漏り予防と屋根材選びのポイント
屋根リフォームを行う際には、単に現状の修理だけでなく、今後のメンテナンスや屋根材選びを意識することが大切です。
例えば、スレート屋根は軽量で施工しやすい反面、定期的な塗装やひび割れ補修が必要です。
一方で、ガルバリウム鋼板のような金属屋根は耐久性が高く、台風や強風、雨漏り対策として非常に有効です。
また、屋根材の色や形状によっては、太陽光反射率が変わり、室内の温度や光熱費にも影響します。さらに、屋根の形状に合わせた下地処理や防水シート施工は、長期間にわたる雨漏り防止のポイントになります。
※屋根リフォームを計画する際には、施工業者と一緒に屋根材の特性や耐久年数、メンテナンスのしやすさを確認し、長期的な安心を考慮して選ぶことが、費用対効果を高めるコツです。
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