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神戸市東灘区 雨樋交換!水漏れする雨樋を修理・交換いたします
更新日:2021年11月24日
※2021年11月24日更新
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
先日、神戸市東灘区にお住まいのお客様から「雨樋(あまどい)の一部が外れて水が漏れている‥修理してほしい」というご依頼をいただきました。
無料お住まい点検をさせていただいた結果、一部が外れた雨樋のトラブル原因は「雨樋の長さ」にありました。
本日の現場ブログでは、神戸市東灘区にて行った雨樋の修理・交換工事をご紹介いたします。
また、後半では「こんな症状は注意!雨樋の修理・交換のサイン4つ」についてもお伝えいたします!
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雨樋(あまどい)とは、屋根表面に溜まった雨水を集めて地上または下水へ導くための設備です。
雨樋は、「雨とい(あまとい)」「とゆ」「とよ」ともよばれます。
一見、地味な存在ですが雨樋には「雨水から建物の外壁や土台を守る」という大切な役割があります。
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「雨樋」と一言でいっても、実は約11個もの部品が組み合わさってでできています。
ここでは、覚えておいて損はない「雨樋の基本的な3つの部品」をご紹介いたします。
・軒樋(のきどい)…屋根の軒先に設置されている雨樋のことです。屋根から落ちてきた雨水をキャッチしてスムーズに排水させる役割があります。
・竪樋(たてどい・たてとい)…屋根から外壁に沿い地面に向かって縦に設置されている雨樋です。
軒樋に流れ落ちてきた雨水を地面へ流す役割をもちます。
・集水器(しゅうすいき)…軒樋と竪樋の結合部分に設置されているのが集水器です。
「じょうご」ともよばれます。
軒樋から送られてきた雨水を集め、竪樋へとスムーズに排水させるために設置されています。
これらの雨樋設備に不具合があると、屋根から流れ落ちてきた雨水がそのまま外壁を伝って、「雨漏り」「外壁劣化」などの原因となります。
大切なお住まいを守るためにも、屋根と同じように雨樋にも定期的な点検・メンテナンスが必要です。
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「神戸市東灘区 雨樋点検!雨樋の破損‥竪樋が外れていました」はこちら
1.修理・交換工事に入る前に再度、既存雨樋を確認していきましょう。
上写真は、修理のご依頼をいただいたお客様宅の雨樋です。雨樋の一部が外れた状態でそこから雨水が漏れてしまうということでした。
屋根から地面に向かって設置されているのは雨樋の一部である竪樋です。
この竪樋の長さが十分に足りていないため、築7年前後にも関わらず集水器(しゅうすいき)と竪樋が離れて外れた状態です。
これでは当然、外れた部分から水漏れしてしまいます。
雨樋の割れ・破損・外れ・詰まりなどの不具合はご自宅の寿命を縮めてしまう原因になります。
しっかりと雨樋を修理させていただきます!
2.既存の雨樋は地中に呼び込まれていました。
しかし、地中からの交換はできないため地面のラインよりも少し上でカットいたします。
この部位は、のちほど繋げ直して雨水桝(うすいます)にきちんと雨が流れるように修理・交換いたします。
雨水桝(うすいます)とは、雨樋から流れ込んできた雨水を排水管に流し込むために設置される部材です。
雨水枡は建物外部の地中に設置されます。
雨水に混ざった枯葉やゴミなどを沈殿させたり、雨水の流れる量を調節する役割があります。
3.雨樋の竪樋部分は既存のものを撤去して新しく交換・設置いたします。
まずは、先ほど切断した雨樋の竪樋部分を金具から外して撤去していきます。
4.新しい雨樋へ交換・設置するために既存の雨樋金具を打ち替えていきます。
今までとは金物の向きを変えました。
L足の雨樋金具(樋受け)ですが、L乗り換えし部分が上に施工されていたので逆の下向きに取り付けました。
このようにすることで、下から支えるような力の掛かり方になり雨樋の支持力が上がります。
雨樋金具(あまどいかなぐ)とは、雨樋を屋根や外壁に固定するため設置される金具のことです。
しかし、雨樋金具は雨樋を固定するという役割だけではありません。
適切な位置と向きで設置することにより、雨水が樋の中をスムーズに流れるよう雨樋の勾配(傾き)を調整する役割もあります。
雨樋が適切な勾配を保つことができない場合、樋の内部に雨水が溜まり雨樋自体を腐食させる恐れがあります。
また、雨樋金具の劣化により雨樋自体が屋根や外壁から外れてしまうこともあります。
「雨樋メンテナンス」は樋だけではなく金具のメンテナンスも必要です。
5.新しく設置する雨樋は、外壁の色と馴染みやすいミルクホワイト色の「PC30竪樋」です。
しっかりと雨樋金具に設置させて取り付けていきます。
雨樋の結合部は溶かして融着させ、さらに塩化ビニール製パイプ用の接着剤を使用して繋げていきます。
6.外れていた雨樋の一部「エルボ」(竪樋の進路を変えるための曲がった部材)をしっかりと連結しなおします。
軒樋・集水器から流れてきた雨水を、地面に向かって縦に設置されている竪樋へ適切に排水されるよう修理いたします。
7.新しく交換した雨樋を雨水桝への合流部に接続し、雨樋から流れてきた雨水を地下へスムーズに排水できるよう施工してきます。
これで、雨樋の修理・交換工事完了です!
雨樋交換・修理工事前の状態です。
見えにくいですが、雨樋の一部が外れて隙間ができ、そこから水漏れしていました。
このまま放置しておくと漏れた雨水が外壁を傷めるだけではなく、地面に勢いよく落ちた雨水の跳ね返りが地面近くの外壁に当たって建物の基礎部分を傷める原因にもなります。
早目の修理が望ましい状態です。
雨樋の交換・修理工事が完了いたしました!
これでまた安心してお過ごしいただけまね。
これから訪れる梅雨は、実は一年でもっとも雨漏りトラブルが多い時期で、私どもへの修理依頼が多くなる時期でもあります。
交換・修理作業中、急な土砂降りでびしょびしょになりましたが、梅雨に入る前にしっかりと修理出できてよかったです。
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あなたは雨樋の寿命や修理・交換の時期をご存知ですか?
設置環境にもよりますが、雨樋の耐用年数は設置から約20~25年です。
人目につきやすい部位である屋根や外壁は意識し確認することはあっても、雨樋を気にかけることはほとんど無いのではないでしょうか。
雨樋に何らかのトラブルが起こってから初めて雨樋の存在に気付く‥という方もいるかもしれません。
雨樋を修理・交換するきっかけとなるのが割れ・外れ・水漏れなどのトラブルです。
以下では、雨樋の修理・交換を検討すべき代表的なサインを4つご紹介いたします。
当然ではありますが雨樋は経年により劣化します。
雨樋の材質としてもっとも広く普及しているのが軽量のプラスチック材(主に塩ビ)です。
プラスチックでできてる雨樋は紫外線の影響を受けて少しずつ変質し脆くなっていきます。
また、経年劣化以外にも台風やゲリラ豪雨・詰まったゴミの重みなどによって雨樋が歪んでしまうこともあります。
雨樋の変形・歪みは勾配不良を招きます。適切な角度を失った雨樋は雨水の流れが停滞し、溢れ出してしまいます。
「雨樋が曲がっている‥」「設置して10年を超えた」という場合には、一度プロに雨樋点検をしてもらうことが確実です。
雨樋の修理・交換のサイン⓶「雨水がボトボト落ちてくる」
屋根から雨水がボトボトと落ちてくる場合、もしかしたら雨樋に修理・交換が必要な状態かもしれません。
雨樋は常に雨風に晒されており、非常に自然の影響を受けやすい設備です。
冒頭でご紹介したように、雨樋は「軒樋」「集水器」「竪樋」以外にも8つの部品が組み合わさって成り立っています。
地震の揺れや雪・雨の重みなどのストレスがかかると、これらの部品の結合部(ジョイント)に隙間が生じます。
この隙間から雨水がボタボタと漏れてきたり、風が吹き込んで破損したりします。
また、雨樋が詰まって樋の中がプール状になり雨水が溢れ出してしまうということも大いにあります。
雨樋から水が漏れてきたり雨樋の一部が外れている場合、そのまま放置していると建物全体に雨水がかかり続けて外壁や基礎部分を傷めてしまう原因にもなります。
このような現象が起こっている場合は、プロによる無料点検のご利用をおすすめいたします。
雨樋の修理・交換のサイン③「雨樋金具の錆び・破損」
雨樋といえば、「屋根に付属している管のようなもの」という印象だけかもしれません。
しかし、雨樋には雨樋そのものを支えるための雨樋金具が必ず屋根・外壁などに取り付けられています。
雨樋金具は金属のため錆びます。
錆びが進行して雨樋金具の一部が破損するとその他の雨樋金具にかかる負荷が増大します。
そうすると、そのまま他の金具も外れて雨樋そのものの外れ・落下へ繋がります。
また、雨樋金具も雨樋と同様に地震や強風などにより、緩み・ずれ・外れが起きます。
地味な存在ではありますが、見えない部分でしっかりと雨樋全体を支えてくれている雨樋金具も台風やゲリラ豪雨に備えてしっかりとメンテナンスしておきましょう。
雨樋の修理・交換のサイン④「落ち葉が溜まったまま」
近くに大きな木が生えていたり周辺に植物が多い場所は雨樋に落ち葉(葉っぱ)が溜まりやすくなります。
落ち葉と聞くと、「気づいた時にササっと掃除するくらいで大丈夫!」と思うかもしれません。
しかし、雨樋に溜まった落ち葉を長期間そのままにしておくと、雨樋内部にどんどん蓄積していきます。
そして、溜まった落ち葉はそのまま雨樋内部(集水器や竪樋)で腐って腐葉土のようになり、雨樋の詰まりの原因となります。
さらにそこへ苔や雑草の胞子・種が付着すると瞬く間に増殖して雨樋自体を傷める原因ともなり得ます。
特に、苔は周りの水分を吸い込み湿度の高い状態を維持するため雨樋周辺の金具を傷ませます。
また、増殖した雑草の重みも勾配不良や変形などを起こさせ雨樋への悪影響となります。
詰まった雨樋は破損や水漏れといったトラブルにつながります。
そうなった場合、雨樋の修理・交換が必要となるため定期的なメンテナンスで雨樋を綺麗に保つことが望ましいです。
雨樋に落ち葉が溜まりやすい場合、「落ち葉よけネット」(落ち葉カバー)を設置するという選択肢もあります。
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落ち葉よけネットとは、落ち葉や枝・ごみなどによる雨樋の詰まりを防いでくれるネット状の雨樋カバーです。
近くに大きな樹木が生えていたりご近所に植物が多い場合、定期的な雨樋の清掃メンテナンスが必要となります。
そのため、落ち葉よけネットの設置は清掃メンテナンスの負担が軽減されます。
神戸市東灘区で雨樋交換・修理なら街の屋根やさん神戸店におまかせください
「雨樋の修理・交換ってどこに頼んだらいいの?」
「雨樋の修理費用っていくらかかるの?相場を知りたい!」
「何度掃除しても雨樋が詰まりやすくて困っている‥」
このような疑問やお悩みをお持ちではございませんか?
雨樋は建物の「付属的な存在」というイメージが強いかもしれません。
しかし、雨樋のトラブルや不具合を見た目だけの問題‥と長期間放置していると、お住まいの外壁を傷めたり、室内への雨漏りトラブルへと発展する可能性が高くなります。
ちょっとしたトラブルであっても早目に修理・メンテナンスをすることで、大切なお住まいを長持ちさせることができます。
雨樋に「割れ」「外れ」「詰まり」などの不具合が見られる場合、まずは街の屋根やさん神戸店の「無料お住まい点検」をご利用ください。
街の屋根やさん神戸店では、いつでも無料でお見積りまでさせていただいております。
もちろん、点検・お見積りまででも構いません。
私どもは、お客様に修理内容・修理費用などをしっかりとご理解・ご納得いただいた上で修理・施工をおまかせいただいております。
どうかご遠慮なく無料お住まい点検・お見積りをご利用ください。
「屋根の部位の名称が分からなくてうまく伝えられる自信がない‥」という方もどうかご安心ください。
お客様にご納得いただけるまで、何度でも丁寧にお答えさせていただきます。
雨樋に関するお悩み・ご不安などをお電話または、お問い合わせメールフォームからお聞かせくださいませ!
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