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神戸市西区 雨漏りを防ぐ塩ビシート防水とは?工程を解説します
更新日:2021年8月20日
※2021年8月20日更新
こんにちは!街の屋根やさん神戸店の松本です。
本日は、神戸市西区にてベランダからの雨漏りを防ぐ塩ビシート防水工事をおこないました様子をご紹介いたします。
こちらのお住まいは、3カ月ほど前に下階への雨漏りを防ぐために、他業者へ依頼してベランダに水性防水塗料で防水工事を施工されたそうです。
その防水層に早くも亀裂が出てきたため、弊社『街の屋根やさん神戸店』へお問い合わせいただいたとの事でした。
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防水工事と聞いてもピンと来られない方も多いと思いますが、お住まいなどの建物にとって水分は大敵であるのはご存知かと思います。
雨水などの水分がお住まいの内部に浸入してしまうと、木造では大事な柱や梁を腐食させていきますし、鉄筋でも骨組みが錆びてきてしまいます。
そのため、屋根やベランダに防水層を作り、水分をシャットアウトしておく防水工事はお住まいにとって必須のメンテナンスなのです。
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防水工事は、大きく分けて塗膜防水・アスファルト防水・シート防水の3種類あります。
今回行いました『塩ビシート防水工事』は、シート防水の1つで、塩化ビニールで作られた防水シートを敷いて防水層を作る防水工法です。
塩ビシートは1.5mm~2.5mm程度の厚みで、耐用年数は10~20年程度です。
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それではいよいよ、ベランダからの雨漏りを防ぐ塩ビシート防水工事を開始いたします。
まずはケレン作業といって、既存の防水層の凸凹や汚れなどを削って表面をキレイにする工程です。
こちらのベランダは、3か月前に塗膜防水をしてある状態です。
塗膜系(塗料系)の防水は、施工後に湿気によって塗料が浮き上がってきていることがあり、そうした場合は浮き上がった防水塗膜などを撤去し、表面を整えます。
塗膜防水の施工後3カ月なので、防水層の悪所は少ないです。
しかし、雨漏りの原因究明のための散水試験の結果、このベランダからは確実に水が侵入していました。
改めてしっかりとした防水工事が必要な状態です。
そのため、新しい防水層と既存の雨漏りしている防水層の間に、絶縁シートを敷設していきます。
このシートが既存の新旧の防水層の間に入ることで、一度縁を切り、悪い影響を新しい防水層に移さないようにします。
さらにこのシートは通気層にもなり、下から立ち上ってくる湿気などの通り道となります。
これから施工する塩ビシート防水は、一度シートに穴が開いてしまうと防水性能がなくなります。
柔らかいこの絶縁シートが下に敷設してあることで、このシートが緩衝材の役割を果たし、歩行の際にシート裏面を守ってくれる効果もあります。
1200幅のシートを敷いていきます。
この絶縁シートには一定間隔でマーキングが施されており、このマーク位置でドリルを使い固定用の下穴をあけていきます。
神戸市西区にて雨漏り防水工事③ モルタルに下穴を開ける
こちらのベランダの元々の防水はアスファルト防水です。
その上に、3か月前に防水層保護のためのモルタルを流して塗膜防水をおこなっている状態になります。
そのため、絶縁シートを固定するための穴をモルタルにあけていきます。
モルタル層は厚めに敷きこんでいるようなので、その分しっかりと固定できます。
こういったところは施工してみないとわからないため、施工開始日に穴をあけて調べ、現場にあった施工をしなければいけません。
神戸市西区にて雨漏り防水工事④ UPディスクで固定
⇧UPディスク
⇧アンカー
下穴に施工する部材、UPディスクとアンカーです。
UPディスクは表面が塩ビ処理されている鋼板で、塩ビ鋼板ディスク等と呼ばれます。
新しい防水層の塩ビシートはこの鋼板に熱で溶かし、くっつけて一体化させていくため、高い密着効果があります。
また、ボンドなどで全体的に止めつける工法に比べ、点で何カ所にもわたって留めつけるため、しっかりとした通気空間が確保できるのもこの機械的固定工法の強みです。
UPディスクにアンカーを通し、下穴に打ち込みます。
これで絶縁マットはUPディスクに押さえ込まれて固定されます。
この処理を全体に行っていき、新しい防水層の下地を作っていくのです。
ほかに防水工法として塗膜系防水、シート系のボンド等での密着工法などがありますが、その場合直接既存の下地にくっつけなければいけません。
そのため綿密な下地調整が必要ですが、今回の絶縁シートを敷設する塩ビシート防水は直接防水シートを下地に留めつけない工法です。
つまり既存下地の撤去、下地の調整費などがほとんどかからないため、工期、工事費用、防水能力等とてもお客様に喜ばれる工法なのです。
ただし、このシートの張り込みは高い技術力が必要ですので、経験値と技術力のある職人による施工が必須です。
本日ご紹介させていただく工程はここまでです!
続きの工程は次回ブログでご紹介いたします。
神戸市西区で雨漏り対策・防水工事なら「街の屋根やさん神戸店」へ
ベランダや屋上の防水工事をおこなうきっかけとして多いのが「雨漏り」です。
雨漏りといえば屋根をイメージする方も多いかと思いますが、実は、ベランダや屋上も雨漏りリスクが高い場所です。
その理由が、「防水層の劣化」です。
普段、お住まいの防水層に意識がいくことはほとんどないかと思いますが、防水層は施工してそのまま半永久的に防水機能が保たれるものではありません。
防水層は定期的にメンテナンスする必要がある住宅設備です。
防水層の傷み(ひび割れ・剥がれ・排水口の劣化など)は階下への雨漏りにつながります。
屋上のあるご自宅で雨漏りが起きた場合、必ず調査させていただくのが屋上に施工された防水層です。
定期的なメンテナンスで雨漏りを予防することができます。
街の屋根やさん神戸店ではいつでも無料で雨漏り点検・お住まい点検をいたします。
「相談」「調査」「ご提案」「お見積り」まではすべて無料です。
お気軽にご相談くださいね。
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