神戸市北区 ガルバリウム鋼板カバー工事！点検をおこないました
更新日：2021年9月16日
※2021年9月16日更新
本日は、神戸市北区にお住まいの方から『瓦棒屋根をガルバリウム鋼板でカバーしたい』とお問い合わせがあり、現場に向かい事前調査ををさせていただいた様子をご紹介します。！
とても屋根のメンテナンス意識のあるお客様で、築30年という短いスパンの中で5～6回屋根の塗り替えを行っているお客様のお住まいでした。
屋根の事をキチンを気にかけていらっしゃる方は少ないので、私としてもとてもうれしく思いました！
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現場に到着し、お客様に自己紹介をさせていただき、屋根に上って調査を開始させていただきました！
綺麗な銀色に塗装を行っている屋根でした！
今迄はお客様のお知り合いの塗装業者さんに屋根の塗り替えをしてもらっていたとの事です。
塗装をしてから5、6年という事でしたが、屋根に上ってみるとすでに大量の塗膜のひび割れが発生していました。
板金屋根の塗装の手順としては、高圧洗浄→ケレン→サビ止め→上塗り塗料2回塗という手順がしっかりとした施工には必要です。
現状の屋根は刷毛跡がかすれていたりしている箇所が数カ所あり、屋根の塗料も何で塗っているのかわからない状態です。
現在主流な屋根塗料はシリコン系の塗料で、大体10～13年は持つものなのです。
現状5.6年でこのように塗膜の剥がれが発生しています。
塗料がめくれて日が立っている箇所は、このように瓦棒の屋根材がさび始めています。
サビがひどくなるとそこから穴が開いてしまう事もあり、気を付けなくてはならないポイントです。
お客さんの瓦棒はトタン屋根とも呼ばれ、材質が、よく言うカラー鋼板と呼ばれるものです。
カラー鋼板とは、広義の意味を持つ言葉です。
亜鉛メッキ鋼板を使っているもの、普通のメッキなしの鋼板を使っているもの、現在のガルバリウム鋼板を使っているもの。
要は、鋼板の表面に塗料を塗布した製品のものをカラー鋼板と呼びます。
昔の瓦棒屋根でよく使われていたものは、亜鉛メッキ鋼板になります。
通常のいわば(鉄)よりも亜鉛が先に錆びてくれるため、鉄を守ってくれるのです。
しかし現在主流のガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛と珪素の鋼板です！
亜鉛の効果もあり、またアルミによりさらに強い皮膜を形成してくれるとても優れた屋根材です！
写真は、家屋北面の屋根の様子です。
北面は日が当たりにくく雨が乾きにくいため、苔などが発生しやすいのです。
濡れた状態が長く続くと屋根材も傷みやすいため、北面はこのように塗膜がボロボロになっていました。
とてもメンテナンス意識が高いお客様でした！
とてもメンテナンス意識が高いお客様でした！
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