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神戸市中央区のビル屋上で主役となる「塩ビ防水シート」の敷き込み施工!塩ビシート加熱融着の全貌
更新日:2026年7月10日
こんにちは!
本日も街の屋根やさん神戸店の施工ブログを訪れていただきありがとうございます(*^^*)
神戸市中央区の現場で着々と進めている大型ビル防水プロジェクトでは、「塩ビシート防水(機械的固定工法)」を導入して作業を行っております!!
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遮熱性や耐久性のバランスが抜群なこの工法は、とりわけ面積の広いビルやマンションのフラットな屋根面を改修する際に真価を発揮するため、今回のご提案で見事に採用されました✨
この仕組みの最大の強みは、一度施工すれば15年を優に超える長期にわたって建物を雨漏りから守り抜くという、圧倒的なタフさにあります。
本日のブログでは、この一連のプロセスの主役とも言える「塩ビシート」の実際の張り込み作業にスポットを当てて、詳しく解説していきたいと思います。
こちらの建物は、各階のエレベーターの扉が開くとすぐに各テナント様の店舗エントランスへと直結する構造になっております。
そのため、お店の営業を妨げないよう配慮し、工事期間中はエレベーターの使用を完全に封印して、屋外の非常階段だけを使ってスタッフが上り下りをしております。
重たい防水資材や重機をすべて人力で上まで運ぶ必要があるため、現場スタッフの足腰は毎日限界まで鍛え抜かれており、同時にいかに効率よく運ぶかというチームワークも磨かれています!
この現場が終わる頃には、全員がすっきりと引き締まって見事な筋肉が身についているかもしれません!笑
前回のステップでは、防水の土台となる下地の上に、通気性を確保するためのグレーのシートを敷き詰める作業までを完了させました。まずはそのおさらいから始めていきましょう。
街の屋根やさん神戸店
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というお客様からの声もいただいております。
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前フェーズの振り返り:ベースとなる下地保護層の構築
これまでの工程では、屋上全体の床面に「絶縁シート」を満遍なく広げて敷くステップを進めてまいりました。床に広げたシートの上からは、コンクリートに届くようドリルで穴を開けて円盤状のディスク金物をメーカー指定通りに取り付け、さらに立ち上がりの壁際や雨水が集まるドレンの周辺には、シートを固定するための専用の「塩ビ鋼板」と呼ばれる金属パーツを取り付けてガッチリとベースを固定していきました。このように、目に見えなくなる下地段階で強固な固定軸を作っておくことが、台風などの突風に負けない強い防水層を作るための隠れた秘訣なのです。
もしこの土台作りをいい加減にしてしまうと、いくら高価な防水シートを上に張っても、数年で風に煽られて全体が剥がれてしまう大事故に繋がりかねません。皆様の管理されている物件では、見えない下地までこだわった丁寧な施工がされているか、気になったことはありませんでしょうか。
しっかりとした土台が整いましたので、いよいよ本日のメインイベントである、新しい塩ビシートを上から被せていく作業へと移りましょう。
遮水性の要:床面への新たなシートの展開と接合部の確実な一体化
本日は、いよいよ防水層の本体となる「塩ビシート」を屋上全体に広げていく張り込みのプロセスに着手いたします。ロール状のシートを転がして床面を隙間なくカバーした後は、隣り合うシートとシートが重なり合う「ジョイント(継ぎ目)」の部位を熱や溶剤を用いて溶着し、完全にドッキングさせていきます。この溶着処理を施すことによって、バラバラだったシートが一枚の巨大な切れ目のない防水カバーへと生まれ変わり、雨水を一滴も通さない完璧なバリアが完成するのです。
防水工事において最も雨漏りが起きやすいのは、実はこうした「シート同士のつなぎ目」です。
長年の過酷な紫外線や寒暖差によってつなぎ目が剥がれてしまうと、そこから水が侵入して最悪の事態を招きます。
だからこそ、職人の手によるミリ単位の精密な密着作業が必要不可欠なのです。
こうして平場全体の張り込み作業と、シート同士のジョイント部分の溶着プロセスが無事に完了いたしました。しかし、この状態ではまだシートが床面に置かれているだけです。続いては、シートの下に隠れている円盤状のディスク金物と、上に敷いた防水シートを魔法のように結合させる驚きのプロセスを確認してみましょう。
電磁波を利用した特殊テクノロジー:ハイテク機器によるシートと金物の非接触固定
上の写真は、シートの下にあらかじめ仕込んでおいた塩ビ鋼板ディスクに対して、上から「誘導加熱装置」と呼ばれる一見変わった専門工具を押し当てている作業風景です。このマシーンから発生する熱の力を利用して、防水シートを固定用の円盤にピタッと熱溶着させている最中になります。
この誘導加熱装置が面白いのは、シートの表面を直接ドロドロに溶かすわけではないという点です。
表面は綺麗な状態のまま、シートの「裏側の層」だけをピンポイントで発熱させて、下に隠れているディスク板と強力に接着させるという非常に特殊でインテリジェントな仕組みを持っています。
もっと分かりやすくお伝えするなら、キッチンのIHクッキングヒーターと同じように「電磁波」を放ち、シートを通り抜けて下にある金属製の固定ディスクだけを狙い撃ちで加熱し、その熱が伝わることで塩ビシートの裏面をドロリと溶かして一体化させているのです!
まるで手品のような不思議な機械ですね!
この高度な建築技術を駆使することによって、屋上のどこを切り取ってもムラがなく、引っ張られても決してめくれない極めて頑丈な防水層を作り上げることができるのです。
また、防水層の内部に溜まる水分を効率よく外へ逃がすための「脱気筒(だっきとう)」の設置もこの段階で行っていきます。絶縁シートの碁盤の目構造によって集められた下地の湿気は、この脱気筒という煙突のようなパーツを通じて外部へとスムーズに排出されます。もし脱気筒を設置せずに湿気を閉じ込めてしまうと、太陽の熱で水分が水蒸気へと変わり、激しく膨張して防水シートを中から押し上げ、無残な「膨れトラブル」を引き起こしてしまうのです。不思議な機械とこの脱気筒の技術を巧みに駆使することによって、屋上全体にわたる均一で内部の湿気にもびくともしない、極めて頑丈な防水層を構築しているんです。この画期的な機械のおかげで施工精度が大幅に向上したわけですが、作業はこれで終わりではありません。最後に、防水の寿命をさらに引き上げるための大切な仕上げの工程へと進みましょう。
仕上げの最終ディテール:継ぎ目の隙間を完全に塞ぐ端末防水処理の実施
シート同士が重なるジョイント部のエッジ(端部)に対して、専用に開発された液体のシーリング材(液状シール)を注入するように滑らせていき、これをもって塩ビシート機械的固定工法による塩ビシートの工程が綺麗に完了を迎えました。このドロリとした液状シールは、シートのわずかな断面の隙間すらも完全にコーティングして密閉し、経年劣化で水が侵入してくるリスクを極限までカットする重要な役割を担っています。この一手間を加えることによって、防水層全体の密閉性がさらに高まり、これから先15年、20年と持ちこたえる素晴らしい耐久性を獲得することができるのです。
今回の作業により、ビルの屋上は激しい集中豪雨や大型の台風が来てもビクともしない、強固な塩ビ防水層へと生まれ変わりました。電磁波を使った最新の「誘導加熱技術」と、職人の細やかな「液状シール仕上げ」が合わさることで、長期にわたってオーナー様の資産価値を守り続けることができます。
雨漏りが起きてから慌てて修繕するよりも、このように耐久性の高い工法で事前に予防しておくことこそが、テナント様からの信頼を守り、結果的に最も賢くビルを維持する手段と言えるでしょう。
次回のブログでは、雨漏りの原因になりやすい「既存のドレン」を、最新の「改修ドレン」へと新しく更新する重要な排水口の補修工事について詳しくレポートいたします!
屋上の防水性能を100%引き出すための必見のプロセスですので、どうぞお楽しみに!
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