伊丹市で評判の瓦修理なら！瓦が一部崩れ雨漏りが起きている屋根の無料調査です
更新日：2023年11月24日
現状、二階居室天井に雨染み箇所が発見され、天井が落ちてきているといった状態です。
天井材が劣化してきていることから、雨漏りは以前から繰り返していることが分かります。
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屋根材は瓦屋根の塩瓦といわれる現在では生産終了している屋根材でした。
塩瓦は年数が経っても変色せず、寒冷地でも凍害（凍て割れ）に強い屋根材とされていましたが、非ガスによる公害が発生したため現在では生産されなくなりました。
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下に積まれた長方形の熨斗（のし）瓦が崩れてきており、瓦を支えている漆喰も剥がれかけている状態でした。
漆喰の劣化は、紫外線よる影響や雨風の影響を受けて起こります。
漆喰が劣化してくると、ぽろぽろと剥がれ落ち、隙間が空いてしまうため雨水の内部への浸入ルートになります。
棟が崩れてくる原因として、地震、台風などといった自然災害よる影響も考えられますが、棟の内部の葺き土が濡れてきたため、崩れてきたものと考えられます。
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漆喰が黒ずんでくる原因としては、漆喰の奥にある葺き土が雨水の浸入により漆喰の表面に雨水を吸いあげたカビや苔の繁殖によるものです。
その下にある、おいあて瓦の下の地瓦は下にズレが生じてきています。
棟から流れた雨水が地瓦の下地を濡らし、固定力が失われズレが生じてきていることが考えられます。
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お客様にお聞きした所、前回雨漏りされた時補修で養生されたとのことで、ブルーシートを掛けて以降は室内に雨漏りしていないということでした。
こちらのお住まいの雨漏りの原因は、
●瓦の割れ
●漆喰の経年劣化による剥離
●熨斗瓦の崩れ
によって出来た瓦の隙間からの雨水浸入です。
棟の積み直し工事が必要な時期が来ている状態ですね。
4辺あるうちの3辺の袖瓦とよばれる屋根の端の瓦がズレてきていました。
瓦の下地は土のため、経年劣化で乾燥し痩せてきたことで、次第に瓦を固定する力が弱くなってきたのでしょう。
今後の台風や震災による影響で飛散する可能性もある状態なので、ここは補修しておく必要があります。
屋根葺き直し工事とは、既存の屋根材を再利用して、屋根の下地を交換・補修したりする工事のことです。
屋根の耐久性や防水性を高めることで、その後の雨漏りや瓦の損傷を防ぐことが出来ます。
ただ、地瓦のズレ部分は補修工事（袖瓦の葺き直し、棟積み直し工事）をやり、瓦を押し上げて調整することで一時的な補修は可能です。
ただし今後全体的にズレが生じてくることも考え、屋根葺き替え工事の提案も併せてさせていただきました。
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