ホーム > 川西市 雨漏り再発を繰り返す瓦屋根を調査しました【2階建て和…

川西市 雨漏り再発を繰り返す瓦屋根を調査しました【2階建て和風住宅】
更新日:2023年6月9日
※2023年6月9日 記事更新
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です(*^^*)本日は、川西市でおこないました雨漏り調査の現場をご紹介いたします!数か月前から天井に出来た雨染みに不安を感じていたとのことで、『何度も雨漏りしているので1度見に来てほしい』とのお問い合わせをいただきました。
関連ページ
居室内で天井から雨漏りしているというご相談のお問い合わせをいただき、無料雨漏り調査に急行しました。
2階建ての和風住宅のお住まいです。
関連ページ
1階居室の天井の数ヵ所に雨染みが出来ていました。この雨染みは数か月前に気づいたそうで、ずっと不安に感じていたとの事でした。1階天井にここまでの雨染みが出来ているとなると、2階の状態が気になりますね。
他の部屋の雨染みも調査します!
こちらの居室天井にも雨漏りによる雨染みが確認出来ました。茶色く映る部分が雨染みと考えられます。
普段使わないお部屋の雨漏りは発見が遅れることが多いです
こちらの居室の床に雨染みが広がっていました。この居室は日ごろ使われていないそうで、天井やこの床のシミの発見に遅れたとのことです。近年では空き家率も2割近くとなってきている地方も増えてきており、兵庫県は13.4%だそうです。(総務省「平成30年住宅・土地統計調査」より)また空き家でなくとも、高齢者が1階のみで単身で生活している世帯も年々増えてきており、雨漏りの発見が遅れるケースも少なくありません。
普段住んでいない2次住宅や所有物件を久しぶりに訪れたところ、雨漏りや屋根の崩落、建物内の腐食に気づいたというお問い合わせもいただきます。
関連ページ
「被害が出る前!? 出た後!? 屋根工事はどちらがオトク?」はこちら
まずは棟を点検していきます。
屋根面どうしが山型に取り合う部分を棟(むね)といい、軒の四隅に向かって下っていく棟を隅棟(すみむね)といいます。
棟が乗っている箇所の瓦がずれている様子です。
棟と屋根面の境界部分に施される漆喰を面戸漆喰(めんどしっくい)といいます。こちらの面戸漆喰は、ヒビ割れて表面が半分ほど剥がれてきていました。
こうした漆喰の劣化は、築15~20年ほどで現れ、放置しているとどんどん剥がれてくるのでその分雨水を浸入させることになります。
関連ページ
「傷んだ漆喰のメンテナンスについて」はこちら
棟と屋根面の境目にある瓦を「おいあて瓦」といいます。このおいあて瓦は本来の位置から少しズレてきていました。おいあて瓦の下には葺き土という粘土質の土が仕込まれており、瓦を固定してくれています。すぐ上の棟部分から浸入した雨水がこのおいあて瓦の下に回り、下地の葺き土を濡らしていたのでしょう。濡れ続けたことでが葺き土がやせてきて、この瓦がずれたと考えられます。2階の雨漏り箇所は、この隅棟まわりからの雨水の浸入によるものと考えられます。
関連ページ
「早めの棟瓦の修理で自然災害・悪徳業者による不安を完全払拭!」はこちら
瓦を捲って葺き土の状態を確認したところ、施工当初は粘土質であったはずのの土がサラサラの状態になっていました。これはかなりの雨水を吸い込み、また乾いてというのを繰り返したことにより、本来の粘りがなくなった状態です。
棟の内部を確認するため、最上部にかぶせてある半丸の冠瓦をはずしてみました。こちらに仕込まれている葺き土も、かなり土が減ってきています。雨水が浸入した影響で、土が痩せて流されていったのでしょう。
川西市×雨漏り原因調査 ⑧屋根と外壁の取り合い部分
雨漏り調査や瓦屋根の定期点検の際、必ず注意深く確認する箇所のひとつがこの屋根と外壁の取り合い部分です。異なる部材が接する部分なので、経年劣化により各部材どうしが接着する境目に隙間が出来、雨漏りの原因になりやすい部分だからです。壁際を見てみたところ、面戸漆喰が黒ずんでいるのが確認出来ました。 関連ページ
「雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い」はこちら
こちらは1階庇屋根の部分です。一見漆喰は真っ白できれいに見えますね。漆喰位が一見キレイだと見落としがちになることが多いのですが、こちらにも雨水の浸入箇所がありました!
面戸漆喰をよく見ると、このように隙間があいていました。これは、壁や水切り板金の劣化によってこの面戸漆喰の中に回り込んだ雨水が、漆喰と瓦の隙間から出てきている穴、隙間なのです。そもそも漆喰は、雨の吹込みをガードする役割と、熨斗瓦や棟瓦に積んである土などの下地を固定する役目があります。漆喰の劣化は、雨水の浸入口をつくり、また瓦の固定力が落ちて瓦がズレるという悪循環に繋がるのですね。この箇所は、ちょうど1階の雨染み付近と近いため、1階居室の雨漏りの原因はここでほぼ間違いないと考えられます。
点検を終え、家主様に雨漏りの原因は以下の2つとお伝えいたしました。
①隅棟まわりの漆喰劣化と瓦ズレ
②1階庇屋根の漆喰劣化雨漏りを解消させるための瓦屋根修理案としましては、①2階屋根の棟の積み直し工事②1階庇屋根を含む漆喰の詰め直し工事をご提案させていただきました。
2階屋根は棟に積まれた瓦を1度解体し、新しい漆喰で正しい位置に積み直します。
1階庇屋根など漆喰の劣化が見られる部分は、古い漆喰を剥がして下地を整え、新しい漆喰を詰めます。
川西市で再発を繰り返す雨漏りの調査なら『街の屋根やさん神戸店』へ
川西市で再発を繰り返す雨漏りの調査やお住まいの劣化についてお悩みの方は、街の屋根やさん神戸店におまかせください!
家の雨漏りや不具合に関する相談、調査、解決方法のご案内、お見積りまで無料で丁寧におこなわせていただきます。私どもの無料お住まい点検では、経験を重ねた職人や雨漏り診断のプロがお住まいの状態を十分に把握し、ご予算やご希望に添いながらリフォーム法をご提案させていただきます!
川西市で弊社がこれまで施工をおこないましたお客様からの声や施工事例をこちらでもご紹介しております(*^^*)
よろしければご参考にしてみてくださいね!
関連ページ
「オンラインにて屋根修繕工事の無料相談・ご提案を実施 」はこちら
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@craifone.com
株式会社クライフワン
〒663-8184
兵庫県西宮市鳴尾町3丁目3−1 ハイム藤井2階D号室
兵庫県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail 808@ya-ne-himeji808.sakura.ne.jp
株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒665-0035
兵庫県宝塚市逆瀬川1丁目13−27
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@uehashi-kougyou.jp
レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
兵庫県神戸市垂水区舞子坂3丁目17−5
第3春名ビル2F南号室
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8
電話 0120-989-742
E-Mail kakogawa@onishikawara.com
株式会社大西瓦
〒675-0012
兵庫県加古川市野口町野口20−14


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。