神戸市長田区 地震で瓦が落下！瓦修理前に無料点検しました
更新日：2022年6月16日
家主様にご挨拶させていただき、
こちらのお住まいの
燻（いぶし）瓦とは粘土瓦の一種で、粘土を焼き形成した後に燻す工程を加えて
燻した時に表面に炭素膜が出来、味わいのある銀色の瓦になります。
日本の和風建築を象徴する屋根材ですね(*^^*)
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「瓦の種類・見分け方とメンテナンス方法」はこちら
先日の地震の際に一部の瓦が落ちてしまったとのことでした。
今回のようないぶし瓦などの粘土瓦は頑丈なので、紫外線や雨風の影響を受けて劣化で割れるということはほとんどありません。
このような瓦が割れている場合は、たいてい外部からの衝撃が原因
台風などの強風で飛んできたものがぶつかった場合や、今回のような地震で瓦どうしがぶつかって割れてしまうのです。
上写真のように屋根面どうしの接続部分などに瓦が複数段積まれている部分です。
頂上にある棟は特に雨風の影響を受けやすく、もっとも雨漏りトラブルの原因にもなりやすい部分ともいえます。
従来から日本では、この棟に瓦がたくさん積まれていて段数が多いと、荘厳で品格のある屋根とされていました。
施工時にはしっかりと造られる瓦屋根ですが、瓦どうしを繋いだり隙間を埋めて支えてくれている漆喰には、寿命があります。
こちらの棟の場合だと、棟のジョイント部分に塗られた漆喰が、経年の劣化で割れて出てきてしまっていますね。
屋根の漆喰の寿命はおよそ15～20年なので、漆喰の状態から見てっかりとメンテナンスをしておかなければいけない時期かと思います。
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●壁との取り合い部分の瓦落下
●
●棟の漆喰の剥がれ
全体的にパッと見たところはキレイな状態でとても頑張ってくれている瓦屋根でしたが、瓦が高く積まれた棟部分を中心に漆喰の劣化が激しく、修理が必要な状態です。
屋根下地も交換出来る全体的な屋根リフォーム、「屋根葺き替え工事」をおこなうのがベストではありますが、特に傷みの激しい棟を一旦剥がして積み直す「棟の積み直し工事」による修理という選択肢もあります(*^^*)
屋根葺き替え工事と棟部分の補修をご提案し、それぞれのお見積書をお持ちする運びとなりました！
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「屋根葺き替え工事についてくわしく」はこちら
「棟瓦の修理についてくわしく」はこちら
「棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上」はこちら
そういった不安な時や、修理をするかもまだ決められない時には、
間違っても、あせってご自身で補修をする事は避けましょう。
思わぬ事故や、間違った補修で思わぬトラブルをまねくこともあります。
街の屋根やさん神戸店では、ちょっとした不具合の修理から屋根全体の工事、火災保険申請についてのご相談なども随時無料で受け付けております。
もちろん、修理のお見積りまででもかまいません(*^^*)
（相見積もりなどもしながらご納得されるまでご検討ください）
まずは、お気軽に何でもお問い合わせくださいね！
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