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真岡市 増築屋根の雨漏り対策|谷板金と外壁取り合いの雨仕舞いを解説
更新日:2026年10月15日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
今回は、真岡市で行った
雨漏り改修工事から、増築した屋根の『雨仕舞い(あまじまい)』について詳しくご紹介します。
前回の散水調査では、母屋と増築部の屋根が接する取り合いから雨水が浸入していることを確認しました。
現場ブログ▶ 真岡市 散水調査で雨漏り原因を特定|増築部の屋根取り合いから浸入今回の工事では、既存の屋根を活かしながら、複雑だった取り合いの形状を見直しました。構造用合板で段差を解消し、防水紙と現場に合わせて製作した大型の谷板金で雨仕舞いを整えています。
普段は見えない屋根の防水対策を、実際の施工写真とともにご紹介します(^^)/
はじめに、増築部の屋根の注意点や雨仕舞い(あまじまい)についてお話しします。
ちなみに、雨仕舞いとは、雨水が屋内に入ってこないように適切に排水する仕組みや施工をいいます。
真岡市にお住まいのお客様は、天井で広がる『雨漏りのシミ』にお悩みでした(>_<)
雨漏りした箇所の上付近には、母屋と増築した屋根の取り合い(境目)があり、雨水を流す谷板金には、コーキングによる補修跡も見つかりました。
お客様からすると、『コーキングで補修したのに、なぜ雨漏りが止まらないの?』と、不安になりますよね。そこで、水をかけて雨漏りを再現する『散水調査』を行い、雨漏りの原因を徹底的に調べることとしました。
散水調査では、谷板金ではなく、少し離れた箇所にある母屋の外壁と増築部の屋根の取り合いから雨水が浸入していることを確認しました。
このような構造では、真っ先に谷板金が疑われますが、
雨漏り調査では、原因を決めつけるのではなく、全体的に調べることが大切なんです。
実際、意外な箇所だったようで、お客様も驚かれていました。
もちろん、住宅を増築したからといって、必ずしも雨漏りしやすくなるわけではありません。
ただし、増築によって既存の屋根と新しい屋根、外壁などが接する部分が増え、雨仕舞いが複雑になることがあります。特に、建物が接する谷部分には雨水が集中しやすく、外壁との取り合いも雨水の浸入に注意が必要な箇所です。
増築そのものではなく、『接続部分で雨水をどのように受け止め、建物の外へ排水するか?』、屋根の形状に合わせた適切な雨仕舞いが、雨漏りを防ぐポイントになるんですよ〜
下地づくりから雨仕舞いを見直し|段差のある取り合いを解消
それでは、増築部の雨仕舞いを中心に施工の様子を見ていきましょう。
構造用合板で屋根の段差を解消|屋根カバーの下地づくり
既存の屋根はまだ使える状態でしたので、今回は撤去せずに活かす『屋根カバー』を選びました。こちらのように、雨漏りを直すために屋根を全部取り替えなくてもよいケースはあります。
大切なのは、雨水が入り込んでいた取り合いを、きちんと改修することなんです^^屋根カバーは、既存の屋根を残し、新しい屋根材を被せる方法です。そこで、まず新しい屋根の土台づくりからスタートしました。
写真のように構造用合板を敷いて、新しい屋根の土台としました。
単に構造用合板を張ったのではなく、
既存の段になった取り合いの段差を解消し、防水紙や板金を連続して施工できるよう、完成後には見えなくなる下地から整えたことがポイントです^^
防水紙を屋根から外壁まで連続施工|雨水の浸入を防ぐ
構造用合板で屋根の段差を解消したら、防水紙を敷設しました。防水紙は、屋根材の隙間などから入り込んだ雨水を建物内部へ浸入させないための重要な部材です。
今回は、増築部の屋根面から母屋との取り合いにあたる外壁部分まで、防水紙ですっぽりと覆いました。
屋根と外壁が接する部分にも防水紙を立ち上げ、雨水が浸入しにくいよう防水層を連続させています。先ほどの下地づくりと合わせて、複雑だった増築部の取り合いを単純な構造とし、ひと続きの防水層で保護する形に整えました。
大型の谷板金を1枚もので製作|外壁との取り合いの雨仕舞い
つづいて、当店の工夫の一つである、谷板金による雨仕舞いをお届けします。
防水紙の敷設を終えたら、続いて谷板金を取り付けます。
谷板金は、雨水が集まる場所だけに、板金の継ぎ目はできるだけ減らしたいところです。今回は、外壁の立ち上がりまで1枚の板金で覆えるよう、現場の形状に合わせて製作しました。外壁にあたる部分には継ぎ目ができますが、谷板金を外壁板金の下に潜り込ませるように取り付け、雨水が入りにくくしています。
完成すると地上からは見えにくい谷板金ですが、こうした加工も雨漏りを防ぐための工夫なんですよ(^_^)v
最後に、散水調査で雨水の浸入が確認された、母屋と増築部の取り合い部分の雨仕舞いを整えました。
外側には、屋根と外壁の接続部分を保護する板金を設置。
雨水が建物内部へ回り込まないよう、雨水の流れる方向にも配慮して仕上げています。
施工前
施工後
施工前に見えていた隙間は、内側からも板金を張って覆いました。
雨水の浸入を防ぐ基本的な対策は外側の雨仕舞いで行い、内側についても隙間が見えていた部分を板金で納めています。施工前後の写真を比べると、違いがよく分かりますよね〜
今回の雨漏り改修では、屋根の段差を解消するところから雨仕舞いを見直しました。
雨漏りしていた場所だけを板金で塞いでも、別のところから雨水が回り込んでは困ります。そこで、下地から防水紙、谷板金まで一連の工程で施工し、雨水を建物の外へ流す形に整えました。
次回は、屋根カバー工法による改修工事の全体像と、完成後の様子を施工事例としてご紹介しますね(^^)/
今回は、真岡市で行った増築住宅の雨漏り改修工事から、接続部分の雨仕舞いについてご紹介しました。
『以前補修したのに雨漏りが止まらない』、『増築した屋根のどこから雨水が入っているのか分からない・・・』、そのようなお困りごとも、街の屋根やさん栃木小山店にご相談いただけます。
雨漏りは、今回のように雨水の浸入口が見た目ではわからないケースもあります。修理方法を考える前に、まずは原因を一緒に確かめるところから始めましょう(╹◡╹)
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
増築部の屋根と雨仕舞いに関するよくいただくご質問3選
増築部の屋根に段差があると、雨漏りの原因になりますか?
段差があるだけで雨漏りするわけではありません。ただし、段差によって雨水がたまりやすくなったり、防水紙や板金の施工が複雑になったりすることがあります。
一般的に、板金の継ぎ目が少ないほど、接合部分から雨水が浸入するリスクを減らせます。ただし、屋根の形状や板金の長さによっては、継ぎ目を設けた方が適切な場合もあります。
屋根と外壁の取り合いは、コーキングだけで防水できますか?
コーキングは隙間を塞ぐために使われますが、経年劣化によってひび割れや剥がれが生じることがあります。そのため、防水紙や板金を組み合わせ、雨水を適切に排水することが大切です。
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