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小山市 棟瓦の銅線が切れている?|飛込み業者に指摘された屋根を調査
更新日:2026年9月21日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市のお客様より、「飛び込み業者から、屋根の棟瓦を固定している銅線が切れていると言われた。本当に修理が必要なのか一度見てもらいたい」とご相談をいただきました。
屋根の上はお客様ご自身ではそう簡単に確認できない場所ですから、「銅線が切れている」と言われても本当なのかどうか判断するのは難しいですよね(^_^;)
まずは指摘された棟瓦を中心に、屋根の状態を詳しく確認していきましょう!
今回調査に伺ったのは、重厚感のある瓦屋根が印象的なお住まいです。
お客様によると、たまたま近くを通りかかったという飛び込み業者から
「棟瓦の銅線が切れてますよ」と突然声を掛けられたとのこと。
その後屋根へ上がって点検を受けたところ、かなり高額な修理の見積りを提示されてびっくりしてしまったそうです(^^;;
すべての飛び込み業者が悪質とは限りませんが、突然「屋根がずれている」などと指摘されても、その場で屋根へ上がらせるのはおすすめできません。
屋根はご自身では確認しにくい場所だからこそ、
その場ですぐに判断せず、信頼できる業者へ改めて点検を依頼しましょうね(*^_^*)
棟瓦とは、屋根の一番高い部分や、屋根面同士が合わさる部分に施工されている瓦です。
高い位置にあるため、
地上から細かな固定部分まで確認するのはなかなか難しい場所でもあります。
今回は実際に屋根へ上がり、指摘された部分だけでなく棟全体の状態を一つずつ確認していきます(๑•̀ - •́)و✧
棟瓦を見ると、瓦の上をまたぐように銅線が施工されています。
昔ながらの瓦屋根では、積み上げた棟瓦を束ねて固定するために
銅線(緊結線)が使用されていることがあります。
この銅線には
棟瓦が動いたり崩れたりしないよう固定する役割があり、現在では銅線に代わり、ステンレス線やビスなどを用いて固定する方法が広く採用されています。
それでは、お客様が指摘された銅線は実際にどうなっているのでしょうか?
棟瓦を一か所ずつ確認していくと、確かに銅線が切れている箇所がありました。
飛び込み業者が本当に地上から目視でこの細い銅線の切れまで確認できたのかな??と少し疑問は残りますが、今回については
銅線切れそのものは実際に発生していたということになります。
銅線は棟瓦を固定するため、ある程度張った状態で施工されています。
長年にわたり地震や強風などで棟瓦がわずかに動くことを繰り返すうちに、負担がかかって切れてしまった可能性が考えられます。
ただし、銅線が一本切れているからといって、それだけで屋根全体に大掛かりな工事が必要と判断することはできません。
大切なのは、
その周囲を含めて棟全体がどのような状態になっているのか確認することです。
さらに調査を進めると、切れていないものの緩んでいる銅線もいくつか確認できました。
実際に触れてみると引っ張れるほど緩んでおり、本来の固定力が低下していることがうかがえます。
こうした細かな変化は、地上から見上げただけでは確認することはできません(;^_^A
銅線が切れているかどうかを見るだけではなく、こうして
緩みや棟瓦そのものの動きなども合わせて確認することが、現在の状態を判断するうえでとっても大切なのです (๑•̀ - •́)و✧
銅線が切れている部分の冠瓦は、手で簡単に持ち上がってしまう状態になっていましたΣ(゚д゚;)
冠瓦(かんむりがわら)は棟の最上部に載せられた瓦で、屋根の高い位置にあるため風の影響を受けやすい部分です。
固定力が低下した状態で強風や地震などの力が加われば、瓦のずれや脱落につながる可能性も;:(∩´﹏`∩):;
銅線が一本切れたからといって、すぐに棟全体が崩れてしまうわけではありません。
しかし
固定する力が弱くなっているサインとして考え、周囲の状態まで確認しておいたほうが安心ですね。
昔ながらの棟では、
葺き土(ふきつち)と呼ばれる土を内部に詰め、棟瓦を支えながら高さや形を整えています。
持ち上げた冠瓦の下の葺き土は、痩せてひび割れが発生していました(>_<。)
「痩せる」とは、経年による乾燥や雨水などの影響で葺き土が少しずつ失われ、施工当初よりも量が減っている状態を指します。
土台となる葺き土が痩せてしまうと瓦を支えきれなくなり、グラグラしてずれたり落下したりするリスクにつながります。
目に見える症状の銅線切れだけではなく、その下で棟瓦を支えている部分にも劣化が進んでいたということになりますね。
葺き土の状態を見ても、棟全体についてメンテナンスを検討した方がよい時期に来ていると思われます(·_·;
実は今回の現地調査では、棟瓦の銅線切れ以外にももっと気になる場所がありました。
小山市のお客様宅は、屋根のてっぺんに位置する
大棟(おおむね)から隅棟(すみむね)が四方へ下る「寄棟屋根」という形状をしています。
棟同士が交わる取り合い部分は雨仕舞が複雑になるため、調査では特に注意して確認していきます。
大棟と隅棟の
取り合い(接合部)の漆喰が剥がれ落ち、スカスカになっている箇所が・・・(;▽;)
一般的に屋根瓦の
漆喰の耐用年数は10~20年程度が目安とされており、雨風や紫外線に長年さらされることで劣化し、ひび割れや剥がれが生じることがあります。
放置すると雨漏りや瓦のズレ、構造材の腐食といった深刻な被害につながりかねません(◜०﹏०◝)
飛込み業者から指摘されたのは「銅線切れ」でしたが、実際に屋根全体を調べてみると、
それ以外にもメンテナンスを考えたい症状がいくつも出ていたことがわかりますね。
調査終了後、撮影した写真をお見せしながらお客様へご説明しました。
今回、飛込み業者から指摘された「棟瓦の銅線切れ」は実際に確認できました。
しかしそれだけを直せば十分という状態ではなく、切れていない銅線にも緩みがあり、葺き土や棟同士の取り合いにも劣化症状が見られました。
そのため銅線だけを補修する部分補修ではなく、既存の棟瓦を一度解体して下地から整え直す「棟取り直し工事」をご提案させていただきました。
今後も安心して住み続けられるよう、現在の屋根の状態に合った方法でお見積りを作成することになりました(。ӧ◡ӧ。)
ちなみに今回当店でご提案した棟取り直し工事は、足場設置費用を含めても、飛び込み業者から提示された銅線切れの修理費用を下回るお見積りとなりました。
工事内容だけでなく、費用についても一社だけで判断せず比較してみることが大切ですね(^O^;)
突然訪ねてきた業者から「屋根がずれている」「瓦が浮いている」「このままでは危ない」などと言われたら、不安になってしまいますよね(>_<。)
もちろんすべての飛び込み業者が悪質ではありませんし、今回のように実際に不具合が発生していた場合もあります。
当店でも工事などで近隣へ伺った際に偶然屋根の不具合に気付き、お声がけさせていただくこともあります。
だからこそ
指摘されても即決せず、必ずお見積もりを取るようにしてくださいね(^O^)/
できればセカンドオピニオンとして別の屋根業者にも調査してもらい、
なぜ修理が必要なのか納得のいく説明を受けてから判断しましょう(*^_^*)
屋根は地上から細かな状態を確認することが難しいため、突然不具合を指摘されると「すぐ直さないと大変なことになるのでは?」と焦ってしまいますよね。
そんなときこそ、その場で工事を決めるのではなく、信頼できる屋根業者にも確認してもらい、現在の状態と本当に必要な工事を整理してから判断することをおすすめします。
街の屋根やさん栃木小山店では、屋根の状態を撮影した写真をお見せしながら、傷んでいる場所や必要なメンテナンスについてわかりやすくご説明いたします。
調査は無料で行っておりますので、「他の業者から屋根の不具合を指摘されたけれど、本当に修理が必要なの?」というご相談もお気軽にお問い合わせくださいね~( ´ ▽ ` )ノ
当店は、屋根の状態を確認したうえで、今すぐ必要なこと・急がなくていいことを分けてお伝えしています。現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
飛込み業者に指摘された棟瓦の銅線は、本当に切れていたのでしょうか?
実際に銅線が切れている箇所が確認できました。さらに、切れていない銅線にも緩みがあり、棟全体の固定力が低下していました。
今回は冠瓦の下にある葺き土の痩せやひび割れ、棟の接合部では漆喰の脱落も確認されたため、銅線だけの補修では不十分と判断しました。
既存の棟瓦を一度解体し、下地から整え直す「棟取り直し工事」をご提案しました。銅線だけでなく、棟全体の劣化をまとめて改善するためです。
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E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
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