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下野市 室内への雨漏りを調査|屋根では棟瓦のずれと漆喰の脱落を確認
更新日:2026年9月14日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
下野市にお住まいのお客様より、「室内が雨漏りしているので原因を調べてほしい。屋根の棟瓦もずれているようなので、一緒に見てもらいたい」とご相談をいただきました。
雨漏りは室内に現れている場所と、実際に雨水が入り込んでいる場所が一致するとは限りません。
また棟瓦のずれについても、地上から見ただけではどの程度動いているのか、内部まで傷みが進んでいるのか判断するのは難しいものです。
はたして雨漏りと棟瓦のずれに因果関係はあるのでしょうか?
下野市のお客様宅にお伺いし、まずは雨漏りしている室内の状況から確認させていただきました。
和室天井には雨水が染み込んだ跡が残っており、これまでにも繰り返し水が回っていたことがうかがえました。
お客様によると、いつも雨漏りするわけではなく、
雨の降り方によって症状が現れるとのこと(·_·;
このような雨漏りでは、
天井の雨染みだけを見て浸入口を特定することはできません。
建物内部へ入った雨水が梁や下地などを伝い、離れた場所へ移動してから室内へ現れることもあるため、外部と内部の両方から原因を探っていきます୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧
幸い浴室に点検口がありましたので、許可を貰って天井裏へ上がらせていただきました。
天井裏は立てるほどの高さがなく、和室まで約5mを業務用ライトの明かりを頼りにそろそろと這って進みました(^O^;)
雨漏りする和室の真上に相当する部分には、
梁や透湿シートに雨染みが・・・(゚д゚lll)
特に梁は木材が黒ずんでおり、以前から雨水が入り込んでいたようです。
天井裏を這って歩き回っていて気になったのがこちら。
このグレーのパイプはベランダの排水管です。周辺に濃い雨染みが広がっているのがわかります(·_·;
実はこちらのお住まい、
雨漏りしている和室上部にベランダがあります。
ベランダ・バルコニーは雨漏り原因となりやすい部分ですので、特に注意して調べる必要がありますね。
お客様のご希望もあり、ここで有料の散水調査を実施いたしました。
散水調査(さんすいちょうさ)とは、建物に人工的に水をかけて実際の雨を再現し、雨漏りの侵入箇所を特定する調査方法です。
外から散水しながら内部を確認することで、
水がどのような経路を通っているのかを絞り込むことができます。
雨漏りは目に見える症状だけでの判断が難しい場合も多く、こうして一つずつ状況を確認していくことが大切なのですo(*^▽^*)o
二手にわかれたスタッフがベランダからホースで水をかけ、天井裏で待機すること十数分。
排水管に水滴がにじみ、周辺の木材が濡れていくのが確認できました!
散水した水が建物内部へ回っていることから、今回の雨漏りについてはベランダの排水部分を含め、防水状態を見直す必要がありそうです (๑•̀ - •́)و✧
「室内で雨漏りしているから屋根に原因がある」と思われることも多いのですが、実際にはベランダや外壁、サッシ周辺などが浸入口となっているケースもあります。
だからこそ、
雨漏り調査では症状と建物の構造を照らし合わせながら確認することが重要です。
室内の雨漏り調査を終えたあとは、お問い合わせの際にお客様が気にされていた棟瓦を確認するため屋根へ上がりました。
大棟から軒先に向かって下る隅棟では、本来
まっすぐに並んでいるはずの棟瓦がずれ、棟全体も大きく曲がって歪んでいますΣ(゚д゚;)
実はこちらの隅棟、屋根の美しさを引き立たせるための「飾り」として施工される
化粧棟(けしょうむね)です。
屋根に重厚感や高級感を持たせるため、主に意匠を目的として設けられた棟で、
屋根面同士の接合部を納める大棟や隅棟とは役割が異なります。
それなりの年月が経過している和風建築のお住まいですので、
長年にわたって地震による揺れや台風・強風などの力を繰り返し受けてきたことも、飾り棟が曲がってしまった要因の一つとして考えられると思います。
昔ながらの瓦屋根では、瓦を何段も積み上げた高さのある棟も多く、その分だけ屋根の高い位置に重量がかかります。
経年によって内部の固定力が低下したところへ揺れや強風が重なることで、少しずつずれが進行して現在のような歪みにつながることがあるのです。
さらに屋根の上の調査を進めていきましょう。
下野市のお客様宅では、
降り棟は3段、屋根のてっぺんにある
大棟は7段もの棟瓦が積み上げられた、威厳のある立派な造りをしています。
大棟の周辺を確認すると、
漆喰が剥がれ落ちて内部が露出している箇所が見つかりました。
特に曲がった化粧棟との取り合いが顕著で、化粧棟のずれや動きに伴って漆喰も脱落した可能性があります;:(∩´﹏`∩):;
漆喰は棟内部の葺き土を雨風から保護する役割があり、瓦屋根の棟を維持するための大切な部分です。
その漆喰が剥がれてしまうと内部へ雨水が入り込み、葺き土が流れたり、棟瓦を支える力が弱くなってしまいます。
放っておくと
棟崩れにつながる可能性もあるため注意が必要です。
調査終了後、お客様には現場で撮影したさまざまな写真をお見せしながら、現在の状況をご説明しました。
そのうえで今回ご提案したのは以下2点のメンテナンスです。
・雨漏り補修としてベランダドレン部を含めたベランダ防水工事
・棟瓦を解体して造り直す棟取り直し工事
化粧棟につきましては、主に意匠を目的として設けられたものですので、今回を機に撤去して屋根上の重量を軽減し、地震時に建物へかかる負担を抑えるのも一つの選択肢としてお伝えしました。
以前は棟瓦を高く積み上げた重厚感のある屋根が好まれていましたが、東日本大震災以降は地震や強風に備えて「より丈夫な棟にしたい」と思われる方が増えています。
お客様も、見た目よりも強度を重視した新しい棟をご希望です。
これまでの重いのし瓦を何段も積み重ねる伝統的な工法に代わり、耐震性・耐風性に配慮した
「ガイドライン工法」に則り、「七寸丸1本伏せ」で棟を造り直す方法でお見積りを作成いたします!
棟の高さを抑え、土台の上に七寸丸と呼ばれる丸瓦を1本伏せてビスなどで強力に固定する工法です。
棟をすっきりと低く納めることで、重量を抑えて地震や強風による棟瓦のずれや崩れを防ぐことができます(*^_^*)
近年の気候変動に伴い、日本国内でも自然災害が激甚化・頻発化しています。
ご自宅のメンテナンスの際には、既存の姿のまま元通り復元するだけでなく、
現在の屋根の状態や今後の維持管理まで考えながら、そのお住まいに適した修理方法を選ぶことが大切です。
下野市の調査の模様をお届けしてまいりましたがいかがでしたか?
雨漏りも棟瓦のずれも、放置して自然に改善することはありません。
特に屋根の異変は地上から細かな状態まで確認することが難しいため、「以前より棟が曲がって見える」「漆喰のようなものが庭に落ちている」など、少しでも気になる変化がありましたら、無理に屋根へ上がらずプロの業者にご相談くださいね。
街の屋根やさん栃木小山店では、目に見えている症状だけではなく、その原因や周辺の状態まで確認し、お住まいに合った修理方法をご提案いたします。
調査は無料で行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね~( ´ ▽ ` )ノ
当店は、屋根の状態を確認したうえで、今すぐ必要なこと・急がなくていいことを分けてお伝えしています。現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
室内の雨漏りは、ずれた棟瓦が原因だったのでしょうか?
今回の散水調査では、ベランダの排水部分から雨水が建物内部へ回っていることを確認しました。棟瓦のずれとは別に、ベランダ防水の見直しが必要な状態です。
化粧棟の大きな歪みや棟瓦のずれ、大棟周辺の漆喰脱落が確認されました。放置すると棟内部へ雨水が入り、棟崩れにつながる恐れがあります。
雨漏りにはベランダ防水工事、屋根には棟取り直し工事をご提案しました。棟は高さを抑えた「七寸丸1本伏せ」で、耐震性・耐風性に配慮して造り直す予定です。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒329-0205
栃木県小山市間々田1361−5
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