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古河市 下屋根をカバー工法で施工|外壁との取り合いと雨押えの納まり
更新日:2026年9月12日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
古河市で進めている
築約35年のお住まいの屋根カバー工事で、今回は下屋根(げやね)の施工をご紹介します。
『屋根裏に雨漏りの気配がある』とのご相談を受けて調査したところ、谷板金周辺に不具合が見つかり、築約35年のスレートにもひび割れなどの経年劣化が見られました。そこで、部分的な修理ではなく、屋根全体の防水性を高めるカバー工法を、大屋根(二階屋根)と下屋根(一階屋根)に施工する運びとなりました。
現場ブログ▶古河市 築35年のスレート屋根を雨漏り調査|部分修理より屋根カバーをご提案中には、『屋根材を葺くだけなら、大屋根も下屋根も同じでは?』と思われるかもしれませんね。そこで、
下屋根と外壁との取り合い(接する部分)の雨仕舞いに焦点を当ててお話しします( ^ω^ )
下屋根のカバー工法|『下屋根とは何?』大屋根との違いについて解説
『そもそも下屋根って何?』と、疑問に思っている方が多いかもしれませんね。
はじめに、『下屋根』について解説しましょう。
こちらが今回施工した古河市の現場です。
二階建て住宅の場合、最上部にある屋根を大屋根といい、1階部分に設けられている屋根を『下屋根(げやね)』、あるいはただ単に『下屋(げや)』と呼んでいます。
下屋根の大きな特徴は、『外壁と屋根がぶつかる場所がある』ことです。
外壁と屋根がぶつかる場所を『取り合い』といいます。
ちなみに、『取り合い』は、異なる部材同士が接する部分を指す建築用語で、建物の様々な部分に取り合いがあるんですよ〜
特に外壁と下屋根の取り合いは、外壁を伝って流れてきた雨水が、すき間から屋根内部へ入り込まないように『雨仕舞い(あまじまい)』をすることがポイントとなります。雨仕舞いは、雨水が屋内に入らないように適切に排水する仕組みです^^
下屋根のカバー工法|ルーフィングと雨押えで壁際を雨仕舞い
それでは、下屋根のカバー工法の様子を見ていきましょう。
下屋根を高圧洗浄でキレイにすると、既存スレートの上へ粘着式ルーフィング(防水紙)を敷設します。なお、粘着式ルーフィングの敷設については、大屋根の施工で詳しく解説していますので、こちらもご参考ください^^
現場ブログ▶古河市 屋根カバー工法の二次防水|粘着式ルーフィングを隙間なく敷設下屋根が大屋根と異なる部分は、壁際のルーフィングの立ち上げです。こちらのお住まいは、既存の雨押え板金が外壁に埋め込まれていたので、板金を包み込むようにルーフィングを敷設しました。
屋根と外壁の取り合いは、お住まいによって既存の板金や外壁の納まりが異なります。今回も実際の状態を確認し、雨水がどこを通って軒先へ抜けていくのかを考えながら施工しました。こうした部分は完成すると隠れてしまいますが、雨漏りを防ぐうえでは丁寧に確認しておきたいところなんです٩( 'ω' )و
ルーフィングを施工すると、軒先側から新しい金属屋根材(スーパーガルテクト)を敷設します。
大屋根と同じスーパーガルテクトを使用し、屋根全体のデザインにも統一感を持たせました。
施工に際しては、雨水をスムーズに排水できるように、軒先側から上に重ねるように葺いています。
屋根材を葺くと、雨押えの下地の貫板(ぬきいた)を取り付けます。
貫板は、雨押え板金を安定して固定するための建材です。従来は木製が使用されていましたが、当店では耐久性を考えて『樹脂製貫板』を採用しています。樹脂製貫板だと雨水で傷まないので、比較的長期間にわたり雨押えを固定できます。
もちろん、樹脂製貫板は完成すると雨押えに隠れてしまうため、『きちんと施工されているのかな?』と、気になる方もいらっしゃると思います。
だからこそ、記録を残すことで、『完成写真だけを見ると分からない部分に、どこまで手を加えたか』をお客様にお伝えしています^^
つづいて、樹脂製貫板に雨押え板金を取り付けます。
外壁を伝ってきた雨水が、『雨押え→屋根材→軒先』順に流れていくのがわかりますよね〜
雨押えを取り付けたら完成・・・ではありません。
外壁に打ち込んだ雨押えを固定するビスも、雨水の入り口となる可能性があります。そこで、
ビス1本1本にコーキングを充填しました。
さらに、雨押えと外壁の境目にはわずかな隙間が生じるため、その取り合いにもコーキングを施工して雨水の浸入口を塞ぎます(^_^)v
下屋根のカバー工法が完成しました♪
完成すると、新しい屋根材や雨押えが目に入りますが、その下にはルーフィングや樹脂製貫板など、施工途中でしか確認できない部分があります。仕上がれば隠れてしまう場所だからこそ、一つひとつ納まりを確認しながら施工するのが職人さんの仕事です。今回のブログを通して、完成写真だけでは見えない部分まで少しでもお伝えできたら、現場の職人さんも嬉しい限りです(๑>◡<๑)
今回は、古河市で行った屋根カバー工法のうち、下屋根の施工をご紹介しました。
下屋根は大屋根と違い、外壁と屋根が接する『取り合い』があります。そのため、新しい屋根材を葺くだけではなく、防水紙や雨押え板金などを組み合わせ、壁を伝う雨水まで考えて納めることが大切です。
完成後には見えにくい部分ですが、こうした壁際の雨仕舞いも屋根工事の品質を左右するポイントとして、気を引き締めて施工してきました。
『うちの下屋根はどう納めるんだろう?』『壁際まできちんと見てもらえるのかな?』と気になったときも、お気軽にご相談ください。
お住まいによって屋根と外壁の取り合いは異なるため、街の屋根やさん栃木小山店では実際の状態を確認したうえで、お客様のご要望も伺いながら、その建物に合った方法を一緒に考えていきます♪( ´θ`)ノ
当店は、屋根の状態を確認したうえで、今すぐ必要なこと・急がなくていいことを分けてお伝えしています。現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
既存屋根や下地の状態に問題がなければ、下屋根もカバー工法で改修できます。既存の屋根材を残し、その上に防水紙と新しい屋根材を施工します。
下屋根は外壁と接していることが多く、「取り合い」と呼ばれる部分の施工がポイントになります。屋根材を葺くだけでなく、外壁を伝う雨水にも備える必要があります。
下屋根をカバーするとき、外壁も工事する必要がありますか?
必ずしも外壁全体を工事する必要はありません。ただし、屋根と外壁の取り合いを適切に納めるため、壁際の状態に応じた施工が必要です。
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街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

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