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小山市 築30年のM型モニエル瓦を調査|撥水性は失われ浮き症状も確認
更新日:2026年9月8日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市にお住まいのお客様より、「築30年以上経ち、屋根瓦が以前より白っぽく見えるようになったので、一度状態を見て必要なメンテナンスを提案してほしい」とメールでご相談をいただきました。
屋根は普段なかなか近くで見ることができないため、築年数が経ってくると「そろそろ塗装が必要なのかな?」「まだこのまま使えるのかな?」と気になりますよね(^_^;
今回は、現在の屋根がどのような状態になっているのか、これからどのようなメンテナンスが必要なのかを確認する無料調査を行いました。
それでは、実際の屋根の様子を見ていきましょう!
小山市のお客様宅の築30年以上が経過した屋根です。
少し前から
「なんだか屋根全体が前より白っぽくなってないか?」と気になりだしたそうです。
築年数も30年を超えていたため、そろそろ何か手を入れた方がいいのかもと思われてのこと。
今回は工事内容を決めてからではなく、
まず現在の状態を確認し、そのうえで今後の維持の仕方を提案してほしいというご依頼でした。
小山市のお客様宅の屋根材は
「モニエル瓦」。
セメントを主成分として成型された乾式コンクリート瓦で、こちらの屋根には、2つの盛り上がり(ふた山)がある断面が「M」の形をしたM型モニエル瓦が使用されています。
モニエル瓦は陶器瓦とは異なり、表面の塗膜によって防水性や美観を維持している屋根材です。
塗膜が劣化すると基材が雨水を吸収しやすくなるため、定期的なメンテナンスが必要になります。
しかしモニエル瓦はすでに国内では製造・販売が終了(廃盤)しており、補修や交換が難しい屋根材です(·_·;
屋根の上にあがって状態を詳しく見ていきましょう。
モニエル瓦は表面を保護している塗膜がすっかり薄くなり、全体的に色あせて白っぽく退色していますね・・・(◜०﹏०◝)
塗膜が健全な瓦は雨水を表面ではじきますが、劣化すると撥水性が低下して水分を吸いやすくなります。
湿気を含んだ屋根は
苔やカビの発生に繋がりますし、濡れては乾燥する状態を繰り返すことで
セメント基材が劣化し、屋根材そのものの傷みが進行してしまいます(>_<。)
一部のモニエル瓦では、表面が細かく砕けて粉状になっている箇所も見つかりました。
チョーキングという、
表面の塗膜やスラリー層が劣化し粉を吹いている現象です。
比較的築年数が浅く、瓦そのものに大きな傷みがなければ、塗装によるメンテナンスが可能です。
モニエル瓦の場合は劣化したスラリー層を十分に除去し、専用の下塗り材を使う特殊な下処理が必要です。
しかし小山市のお客様宅は築30年以上(^_^;
塗装は屋根材を保護する工事であり、
傷んだ基材そのものの強度を元通りに戻す工事ではありません。
もし塗装を検討する場合は、洗浄に耐えられる状態か、下塗り材が安定して付着するかを見極め、補修が必要な箇所は事前にしっかり確認する必要がありますね。
屋根の頂部を覆う
棟瓦も色あせてまだらに変色しており、一部がずれているのが確認されました。
棟瓦は屋根面同士が合わさる継ぎ目を守る重要な部材ですので、
わずかなずれでも雨水が入り込むきっかけになることがあります。
棟がずれる原因として最も多いのは経年劣化です。
棟を支えている漆喰は比較的劣化が早いため、経年によって固定力が弱まり、棟ずれの原因になることがあります(´◉_◉`)
小山市の現場は今の状態だけで原因を断定することはできませんが、築30年という経過年数を考えると、
長年の間の地震や強風・振動など複数の要因が積み重なった可能性も考えられました。
棟瓦だけでなく屋根面の平瓦も所々で浮きあがり、周囲との高さが揃っていない箇所も見受けられました(。•́ - •̀。)
モニエル瓦は一枚一枚重ねて葺かれているため、浮きやずれが起きると
隙間から雨水が入り込んだり、強風時には瓦が動く恐れもあります。
塗装メンテナンスを行う際には、瓦を正しい位置へ戻し、屋根面を安定させる補修が必要です。
小山市の現場の屋根面には、
「採光瓦」という透明なガラス製の瓦も使われていました。
採光瓦(ガラス瓦)とは、屋根から自然光を室内に取り込み、天窓のように日中の室内を明るくしてくれる建材です。
天窓もそうですが、こうした材質も役割も異なる部材が設置された屋根は、接合部からの雨漏りリスクが高いため特に注意が必要です。
割れ、変形、周囲との隙間がないかなど丁寧に確認します。
今回の採光瓦は、通常の瓦であればその下に敷かれているルーフィング(防水紙)がない納まりとなっており、
瓦のずれや破損が漏水に直結してしまう点が気になりました;:(∩´﹏`∩):;
小山市の築30年のM型モニエル瓦は、塗膜の劣化と撥水性の低下、基材の粉状化、棟瓦のずれ、平瓦の浮き、採光瓦周辺の防水上の懸念など、複数の症状が見受けられました。
このまま放置すれば雨水を吸収することによって瓦の劣化がさらに進み、瓦の下にあるルーフィングにまで影響を及ぼす可能性があります。
現状目に見える雨漏り症状は起きてはいないものの、今後のリスクを考えると何らかのメンテナンスは必要です。
調査終了後、お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、白っぽく見えていた原因が塗膜劣化による撥水性の低下であること、瓦の一部では基材の劣化も始まっていること、さらに棟瓦のずれや平瓦の浮きも確認されたことを一つずつご説明いたしました。
そのうえで2つのメンテナンス方法をご提案させていただきました。
棟瓦の積み直しや浮いた瓦を補修したうえで屋根塗装を行う修繕案
モニエル瓦をこの先も使い続ける場合には、屋根全体を塗装するメンテナンスが最低限必要です。
しかし瓦がズレたり浮いたまま塗装しても、固定力や雨仕舞いは改善されません。
ずれた棟瓦を一度解体して積み直し、浮いた瓦を調整し、採光瓦周辺も含めた屋根全体を塗装に適した状態に整える必要があります。
30年超という築年数や、モニエル瓦が部分交換の難しい廃盤品であることを考慮すると、新しい屋根材に一新する葺き替えもおすすめです。
モニエル瓦を撤去し、新しいルーフィングと金属屋根などの軽くて丈夫な屋根材へ交換できます。
初期費用は大きくなりますが、下地に至るまで一新できる点が塗装との大きな違いです。
今回は、
①棟瓦の積み直しと屋根塗装を行う修繕案・②葺き替え案、の二種類でお見積りを作成することになりました。
どちらが正解ということではなく、今後どのくらい住み続ける予定なのか、ご予算や将来のメンテナンス計画も含めて選んでいただけるよう、それぞれの特徴をご説明しています。
私たちは一つの工事だけをおすすめするのではなく、それぞれの工事で改善できること、既存のまま残る部分、将来的なメンテナンスまで含めてお伝えし、
お客様が納得したうえでご判断いただけるご提案を心掛けています(。ӧ◡ӧ。)
小山市の築30年を迎えたM型モニエル瓦屋根の調査の模様をお届けしてまいりましたがいかがでしたか?
屋根は見た目だけでメンテナンス方法を判断できるものではありません。
塗装で長く使える屋根もあれば、築年数や下地の状態を考慮すると葺き替えを検討した方が安心できるケースもあります。
「まだ塗装で大丈夫なのか」「そろそろ葺き替えを考えた方がいいのか」と迷われている方は、まずは現在の状態を確認することが大切です。
街の屋根やさん栃木小山店では、お客様のご予算や今後のお住まいの計画も伺いながら、状況に応じたメンテナンス方法をわかりやすくご説明しております。
調査・お見積りは無料で行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね~( ´ ▽ ` )ノ
当店は、屋根の状態を確認したうえで、今すぐ必要なこと・急がなくていいことを分けてお伝えしています。現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
築30年のM型モニエル瓦には、どのような劣化が見られましたか?
塗膜の劣化による色あせや撥水性の低下に加え、瓦表面の粉状化、棟瓦のずれ、平瓦の浮きなどが確認されました。
モニエル瓦は塗装すれば、このまま使い続けられますか?
瓦の状態によっては塗装も可能ですが、今回は棟瓦の積み直しや浮いた瓦の補修などを行ったうえで塗装する必要があります。
今回はどのようなメンテナンス方法を提案しましたか?
「棟瓦の積み直しと屋根塗装を行う修繕案」と「屋根を下地から新しくする葺き替え案」の2種類をご提案しました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
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