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小山市 太陽光パネル設置モニエル瓦屋根の塗装に向けた劣化調査
更新日:2026年8月11日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市のお客様より、『屋根の塗装を考えているので見てほしい』とご相談をいただき、現場調査に伺いました。
築20年ほどのお住まいで、屋根には現在では製造されていないモニエル瓦が使用され、一部には太陽光パネルも設置されています。約10年前に一度屋根と外壁を塗装されており、そろそろ現在の状態を確認しておきたい時期でもありました。
太陽光パネルがある屋根は、通常の屋根とは塗装できる範囲や施工方法が異なります。また、屋根材だけでなく天窓などの付帯部分も一緒に確認しました。
今回は、太陽光パネルが設置されたモニエル瓦屋根の状態と、塗装を行う際に確認しておきたいポイントをご紹介します(^o^)
太陽光パネル設置モニエル瓦屋根調査【塗装時にパネルはどうする?】
太陽光パネルが載っている屋根を塗装する場合、大きく分けると『パネルを設置したまま塗装する方法』と『一度パネルを取り外して塗装する方法』があります。
もちろん、それぞれの方法に一長一短があります。まず、施工方法から解説します。
こちらが今回調査した、小山市のお住まいです。
建物は築20年ほど経過し、屋根にはモニエル瓦が使用されており、下屋根(一階部分の屋根)の南側に太陽光パネルが設置されていました。
太陽光パネルの脱着には別途費用がかかるため、お客様も「できれば設置したまま塗装したい」とお考えでした。
太陽光パネル脱着の有り・無しには、どのような違いがあるのでしょうか?
パネルを設置したまま施工する場合は、パネルの下まで全面を塗装することはできないため、手が届く範囲までの施工となります。一方、一度パネルを取り外せば屋根全面を塗装できますが、脱着費用が必要になるほか、年数を重ねた設備では再設置後の不具合なども考慮しなければなりません。関連記事▶必見!太陽光パネルを設置した屋根を塗装する際の注意点
今回も、お客様がご希望されている『太陽光パネルを設置したまま塗装する方法』を前提に、屋根の状態や施工できる範囲を確認しました。
パネルが載っているから一律に脱着するのではなく、これから何年使用する予定なのかも含めて考えることが大切なんですよ〜
太陽光パネル設置モニエル瓦屋根調査【塗装の劣化と天窓のパッキン不良を確認】
それでは、モニエル瓦屋根の塗装に向けた現地調査の様子を見ていきましょう。
調査では、モニエル瓦の塗装の劣化に加え、天窓のパッキン不良を確認しました。
使用されていた屋根材は、『モニエル瓦』と呼ばれる屋根材です。
モニエル瓦は、セメントと砂・小石などを原料としてつくられた乾式コンクリート瓦の一種で、かつて多くの住宅で使用されていました。
モニエル瓦の小口(こぐち:端部)をよ〜く見ると、少しガタガタしていますよね。砂や小石などを原料にしているため、この独特な小口の形状もモニエル瓦を見分ける特徴の一つなんです。
ただ、多くのモニエル瓦は製造が終了しているため、瓦が割れてしまった場合、注意が必要です(>_<)
現行品であれば同じ屋根材へ差し替えられる場合がありますが、廃番になった屋根材では、破損しても同じ製品を用意できない可能性があります。
また、
モニエル瓦は塗料を塗ればよいという屋根材ではなく、既存塗膜の状態を確認しながら、洗浄や下地処理をしっかり行うことも大切です。今回は瓦の割れだけでなく、現在の塗膜がどの程度残っているのかも確認していきました。
屋根全体を歩いて確認しましたが、幸い心配していた大きな割れや欠けは見当たりませんでした。
つづいて、モニエル瓦の塗装の状態を確認しました。
お客様のお話では、『約10年前に一度塗装した』とのことです。
写真でもわかるとおり、ところどころで色が薄くなっていますよね。
塗料の耐用年数は種類や施工環境によって異なりますが、一般的には10〜15年程度が一つの目安とされており、今回は年数相応の劣化が見られました。
実際、表面を指でなぞってみると、黒色の粉がうっすらと付着しました(O_O)
これは『チョーキング』という塗装の劣化現象です。紫外線や雨風などの影響を長期間受けることで塗膜に含まれる樹脂が劣化し、顔料が粉状になって表面へ現れます。
今回確認したチョーキングは、それほど激しいものではありませんでしたが、塗膜の劣化が始まっているサインの一つです。そのまま劣化が進めば塗膜による保護機能が低下し、モニエル瓦そのものが雨水を吸収しやすくなってしまいます。
塗装は見た目を整えるだけではなく、屋根材の表面を保護する役割も担っています。
屋根材がまだ健全なうちに塗膜を更新することが、屋根を長く使用するためのポイントなんですよ〜
屋根全体を確認する中で、天窓の状態も調査しました。
天窓は室内へ自然光を取り込める便利な設備ですが、屋根に開口部を設けているため、年数が経過すると雨漏りの原因になりやすいんです。
天窓をお調べすると・・・窓の周囲に使用されている防水パッキンが劣化していました。
パッキンやシーリング材は、紫外線や温度変化の影響を受けながら徐々に硬化し、防水性が低下していきます。実際こちらのパッキンも、細かく破断していました( ;∀;)
今回はまだ室内への雨漏りはありませんでしたので、屋根塗装のタイミングで劣化に気づけたのはよかったと思います。
せっかく足場を組むので、こうした付帯部分も一緒に手を入れておけば、将来的な雨漏りリスクを抑えることにもつながります。
太陽光パネル設置モニエル瓦屋根調査【今回は屋根塗装が可能と判断】
現場調査を終えて、太陽光パネル設置モニエル瓦屋根のメンテナンス方法について検討しました。
今回は瓦の割れや欠け、塗膜の状態、雨漏りの有無などを一つずつ確認したうえで、『現状では塗装によるメンテナンスが可能』と判断しました。
築20年ほど経過しているからといって、すぐに葺き替えが必要になるわけではありません。
大切なのは、年数だけで決めるのではなく、今の屋根がどこまで健全な状態を保っているかを確認することなんです。ただし、今回塗装できるからといって、今後も塗装だけを繰り返していけばよいとは限りません。次回のメンテナンスでは、屋根材だけでなく下地の状態も含めて、塗装以外の方法を視野に入れる必要があります。
というのも、屋根は表面の瓦だけで建物を雨から守っているわけではなく、その下にある下地(防水紙や野地板)も雨漏りを防いでいるんです。
塗装によって保護できるのは基本的に屋根材の表面であり、下地の劣化まで回復させることはできません。お客様も、『屋根のメンテナンスは、塗装を繰り返すだけではないんですね』と、少し戸惑われていましたが、ご理解いただけた様子でした。
もちろん、今回すぐに葺き替えが必要という意味ではありません。
『今回は塗装で屋根材を保護しながら、次のメンテナンス時期が来たときに、屋根材だけでなく下地の状態も含めてあらためて考えていきましょう』と、ご説明し調査を終えました(╹◡╹)
小山市で、太陽光パネル付きの築20年ほどのモニエル瓦屋根を調査しました。
約10年前に塗装されており、軽いチョーキングと天窓パッキンの劣化が見られましたが、瓦自体に大きな破損はなく、現状では塗装によるメンテナンスが可能な状態です。
ただしモニエル瓦はすでに廃番のため、破損時の差し替えが難しい点や、太陽光パネルの有無で施工方法や費用が変わる点に注意が必要です。また、築年数が進んだ屋根では、塗膜だけでなく下地まで含めた長期的なメンテナンス計画が重要になります。
太陽光パネル付き屋根のお手入れをお考えの際は、街の屋根やさん栃木小山店にご相談ください。
太陽光パネル脱着などの電気関係の工事も、ワンストップでご対応しておりますので、屋根工事とまとめてお任せいただけます(^ ^)>
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
太陽光パネル設置モニエル瓦屋根の塗装に関するよくいただくご質問3選
はい、できます。ただし、パネルを外さない場合は、基本的にパネルの周囲など施工できる範囲を塗装します。
太陽光パネルは塗装するときに外した方がよいですか?
必ずしも外す必要はありません。脱着には費用がかかるため、屋根やパネルの状態、今後の使用予定などを考えて判断します。
モニエル瓦は現在製造されていないため、同じ製品を入手できない場合があります。破損状況によって補修方法を検討します。
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